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オリジナルドリップ:フルカラー印刷、単色印刷

オリジナルドリップ:フルカラー印刷、単色印刷

BASE COFFEEでは、完全オリジナルでのフルカラー印刷や単色印刷でのドリップバッグの製造を承っております。 企業様向けですと、周年記念ノベルティや営業ツールとして、個人様向けですとブライダル用プチギフト用としてご利用頂いております。 オリジナルドリップの製造について、ざっくりとした流れをこちらで紹介してまいります。 最後にお値段につきましても、記載しておりますので最後までどうぞお付き合いくださいませ。 注文可能個数 今までは3000個や5000個からが通常であったオリジナル商品ですが、ここ数年で一気に需要が高まりロット数も下がってまいりました。 最小ロット数 1000個~ 1000個と聞くと多く感じる方も、5個セットを200人に配ると考えると個人でもご利用頂ける範囲かなと感じております。 ご注文から納品まで ご注文頂いてからの流れですが、基本的には、 【ご注文】→【イラストデータ納品】→【ドリップバッグフィルム印刷】→【コーヒー粉充填】→【納品】 上記が基本の流れとなります。 フルカラー印刷の場合は、イラストデータ納品後に、版下を作成致しますので1つ行程が増えます。 ご注文から納品まで必要な日数は下記の通りです。 単色印刷 約3週間~4週間 フルカラー印刷 約4週間~5週間 充填工場の繁忙期などで、1~2週間程度のずれは発生致しますが、単色印刷の方が安く且つ早く納品が可能となっております。 それでは、それぞれの行程の詳細です。 【ご注文】 メールでのご注文をお願いしております。詳細についてのお問い合わせについては電話でも承っております。 【イラストデータ納品】 ご注文後に、イラストデータ作成についての注意点及びフォーマットをお送り致します。手順に沿って制作をお願いいたします。イラストデータの作成が自社で出来ない場合は、当社とお付き合いのある制作会社にお願いすることも可能です。ご注文の際にお問い合わせください。 【ドリップバッグフィルム印刷】 フルカラー印刷の場合は、イラストデータ受注から印刷まで約3週間かかります。単色印刷の場合は、こちらの行程は次の【コーヒー粉充填】と同時に行います。 【コーヒー粉充填】 充填日はおおよそ1カ月以上前でないと製造予約ができません。繁忙期によって変動しますので、まずはご注文の際にご相談させて頂きます。 【納品】 充填から2日後以降に納品致します。宅配200サイズ程の大きさのダンボール2個以上にて、中身はドリップバッグが1個ずつバラで納品です。 製造費用 下記にお値段についての詳細を記載している当社サイトをご紹介致します。 作成個数が多くなればなるほど、1個あたりの単価も下がっていきますので、ぜひ下記サイトをご参照下さいませ。 ※種類数によっては単価が下がらないこともありますので、ご不明な点はお問い合わせ頂ければ幸いです。 http://shop.basecoffee.jp/dripbag

オリジナルドリップ:フルカラー印刷、単色印刷

BASE COFFEEでは、完全オリジナルでのフルカラー印刷や単色印刷でのドリップバッグの製造を承っております。 企業様向けですと、周年記念ノベルティや営業ツールとして、個人様向けですとブライダル用プチギフト用としてご利用頂いております。 オリジナルドリップの製造について、ざっくりとした流れをこちらで紹介してまいります。 最後にお値段につきましても、記載しておりますので最後までどうぞお付き合いくださいませ。 注文可能個数 今までは3000個や5000個からが通常であったオリジナル商品ですが、ここ数年で一気に需要が高まりロット数も下がってまいりました。 最小ロット数 1000個~ 1000個と聞くと多く感じる方も、5個セットを200人に配ると考えると個人でもご利用頂ける範囲かなと感じております。 ご注文から納品まで ご注文頂いてからの流れですが、基本的には、 【ご注文】→【イラストデータ納品】→【ドリップバッグフィルム印刷】→【コーヒー粉充填】→【納品】 上記が基本の流れとなります。 フルカラー印刷の場合は、イラストデータ納品後に、版下を作成致しますので1つ行程が増えます。 ご注文から納品まで必要な日数は下記の通りです。 単色印刷 約3週間~4週間 フルカラー印刷 約4週間~5週間 充填工場の繁忙期などで、1~2週間程度のずれは発生致しますが、単色印刷の方が安く且つ早く納品が可能となっております。 それでは、それぞれの行程の詳細です。 【ご注文】 メールでのご注文をお願いしております。詳細についてのお問い合わせについては電話でも承っております。 【イラストデータ納品】 ご注文後に、イラストデータ作成についての注意点及びフォーマットをお送り致します。手順に沿って制作をお願いいたします。イラストデータの作成が自社で出来ない場合は、当社とお付き合いのある制作会社にお願いすることも可能です。ご注文の際にお問い合わせください。 【ドリップバッグフィルム印刷】 フルカラー印刷の場合は、イラストデータ受注から印刷まで約3週間かかります。単色印刷の場合は、こちらの行程は次の【コーヒー粉充填】と同時に行います。 【コーヒー粉充填】 充填日はおおよそ1カ月以上前でないと製造予約ができません。繁忙期によって変動しますので、まずはご注文の際にご相談させて頂きます。 【納品】 充填から2日後以降に納品致します。宅配200サイズ程の大きさのダンボール2個以上にて、中身はドリップバッグが1個ずつバラで納品です。 製造費用 下記にお値段についての詳細を記載している当社サイトをご紹介致します。 作成個数が多くなればなるほど、1個あたりの単価も下がっていきますので、ぜひ下記サイトをご参照下さいませ。 ※種類数によっては単価が下がらないこともありますので、ご不明な点はお問い合わせ頂ければ幸いです。 http://shop.basecoffee.jp/dripbag

挽き具合について

挽き具合について

コーヒーを淹れるうえで重要なポイントの一つである「挽き具合」。 どれくらいの細かさで挽けばいいのかわからない!と困ったことがある方もいるのではないでしょうか? お家でコーヒーを淹れてもあまりおいしくできないという方...もしかしたら豆の挽き具合を少し変えるとおいしくなるかもしれませんよ? 今回は、コーヒーを淹れるうえで忘れてはいけない「挽き具合」に関して紹介します。 器具に合わせた挽き具合 器具に合わせて豆の挽き具合を変えることはとても重要です! 理想は、粉の一粒一粒が寸分違わず同じ粒度であること...しかし、実際のところそれは不可能です。 挽いた粉を振るいにかけて粒度を調整する器具もありますが、どうしても少し大きい粉が出てしまったり、微粉が混じってしまったりするものです。 だからこそ、視覚でおおよその粒度が適切かどうかや、味覚で抽出方法に対しての粒度が適切かどうかを見極めることが大切です! ではここからは、抽出器具に合わせた豆の挽き具合を大きく 細挽き 中挽き 粗挽き の三つに分けて見ていきましょう! 細挽き 細挽きは、ペーパードリップ、コーヒーメーカーで少し濃いめに抽出したい時やサイフォンを使うときにちょうどいい挽き具合です。 粉の粒度は0.2~0.5㎜程度、よく言われる例えでは「グラニュー糖より少し細かめ」です。 中挽き 中挽きは、ペーパードリップ、コーヒーメーカーで抽出したい時にちょうどいいです。 粒度は0.2~1㎜程度、例えると「グラニュー糖くらい」 粗挽き 粗挽きは、フレンチプレスや布ドリップに向いている挽き方です。 粒度は1~1.8㎜程度、例えるならば「ザラメ程度」です。 ご紹介したのはあくまで目安なので、実際に淹れてみて、おいしく抽出できてるか確認してみましょう。 味が濃すぎたら少し粗めに、薄いと感じたら少し細かめにしてみてください。 挽き具合の重要性と考え方 コーヒー器具の紹介や、淹れ方講座などで必ずと言っていいほど言及される「挽き具合」ですが、ではなぜそこまで重要視されるのか? それは挽き具合が抽出されるコーヒーの濃度に影響を及ぼすからなのです。 それはつまりどういうことか?こんな実験を想像してみてください! 挽き具合の違うコーヒーの粉を別々のカップに入れ、お湯に同じ時間浸けて放置していたとして...

挽き具合について

コーヒーを淹れるうえで重要なポイントの一つである「挽き具合」。 どれくらいの細かさで挽けばいいのかわからない!と困ったことがある方もいるのではないでしょうか? お家でコーヒーを淹れてもあまりおいしくできないという方...もしかしたら豆の挽き具合を少し変えるとおいしくなるかもしれませんよ? 今回は、コーヒーを淹れるうえで忘れてはいけない「挽き具合」に関して紹介します。 器具に合わせた挽き具合 器具に合わせて豆の挽き具合を変えることはとても重要です! 理想は、粉の一粒一粒が寸分違わず同じ粒度であること...しかし、実際のところそれは不可能です。 挽いた粉を振るいにかけて粒度を調整する器具もありますが、どうしても少し大きい粉が出てしまったり、微粉が混じってしまったりするものです。 だからこそ、視覚でおおよその粒度が適切かどうかや、味覚で抽出方法に対しての粒度が適切かどうかを見極めることが大切です! ではここからは、抽出器具に合わせた豆の挽き具合を大きく 細挽き 中挽き 粗挽き の三つに分けて見ていきましょう! 細挽き 細挽きは、ペーパードリップ、コーヒーメーカーで少し濃いめに抽出したい時やサイフォンを使うときにちょうどいい挽き具合です。 粉の粒度は0.2~0.5㎜程度、よく言われる例えでは「グラニュー糖より少し細かめ」です。 中挽き 中挽きは、ペーパードリップ、コーヒーメーカーで抽出したい時にちょうどいいです。 粒度は0.2~1㎜程度、例えると「グラニュー糖くらい」 粗挽き 粗挽きは、フレンチプレスや布ドリップに向いている挽き方です。 粒度は1~1.8㎜程度、例えるならば「ザラメ程度」です。 ご紹介したのはあくまで目安なので、実際に淹れてみて、おいしく抽出できてるか確認してみましょう。 味が濃すぎたら少し粗めに、薄いと感じたら少し細かめにしてみてください。 挽き具合の重要性と考え方 コーヒー器具の紹介や、淹れ方講座などで必ずと言っていいほど言及される「挽き具合」ですが、ではなぜそこまで重要視されるのか? それは挽き具合が抽出されるコーヒーの濃度に影響を及ぼすからなのです。 それはつまりどういうことか?こんな実験を想像してみてください! 挽き具合の違うコーヒーの粉を別々のカップに入れ、お湯に同じ時間浸けて放置していたとして...

コーヒーの焙煎:焙煎機について

コーヒーの焙煎:焙煎機について

コーヒーの味わいに大きく影響する焙煎について。 本日は、焙煎機について触れていきたいと思います。 コーヒーを煎る、熱を加えていくことを焙煎と言いますが、この焙煎機にも様々なものがあり、家庭用から業務用まで多岐にわたります。 日本製のものであったり、輸入ものであったり、それぞれの特徴についても少しの私見を交えながらご紹介していきます。 家庭用焙煎機 まずは、ご自宅で簡単にコーヒーの焙煎を始めることができる焙煎ツールの紹介です。 家庭用の焙煎機は、ご自宅のコンロを使い、熱を加えていきます。 だんだん温度が上昇してくると、コーヒー生豆についている薄皮(チャフ)と呼ばれるものが剥がれてきますので、コンロのまわりはチャフだらけに。。。。 焙煎する時間よりも、掃除する時間の方が長いのでは、というイメージをして頂き、それでも焙煎にチャレンジしたいという方は手編み焙煎にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 一番手軽に、そしてお値打ちにコーヒーの焙煎をスタートすることができます。 手綱タイプ コンロの火から少し離し、中に入れたコーヒー生豆を止めることなく動かし続けて下さい。横に振ったり、縦に振ったり、なるべくまんべんなく、生豆全体に火力が加わるように焙煎してください。 焙煎の終了など、焙煎については、下記の記事を参照してくださいね。 https://basecoffee.jp/column/coffee/506/ 手廻しタイプ コンロの上でハンドルを廻して火力を加えるタイプです。 手編みのものよりも、より均一に火力を加えることが出来るため、おすすめです。 価格は1万円を超えてきますので、本格的にという方向きですね。 業務用焙煎機 ここからは、業務用焙煎機についてです。 当店で使用しているのは、日本製のもので、富士珈機という会社のものを使用しています。 こちらの半熱風式焙煎機5㎏釜を日々コツコツと少量ずつで焙煎しています。 以下の通り、3つの火力の当て方の焙煎機をご紹介します。 直下式焙煎機 字のごとく直接、火を生豆に当てて焙煎する焙煎機です。 具体的には、釜に穴(パンチング)が開いているため、火が直接、釜にあたるので、直下式と言います。 火力のコントロールがそのままコーヒーの味にダイレクトに変化を起こしやすいところが特徴です。 半熱風式焙煎機 直下式は穴が開いていましたが、半熱風の釜は穴が開いていません。 火力は下にありますが、火は直接生豆には届かず、図のように熱が釜の入口から入ってきて、火力を与えていきます。...

コーヒーの焙煎:焙煎機について

コーヒーの味わいに大きく影響する焙煎について。 本日は、焙煎機について触れていきたいと思います。 コーヒーを煎る、熱を加えていくことを焙煎と言いますが、この焙煎機にも様々なものがあり、家庭用から業務用まで多岐にわたります。 日本製のものであったり、輸入ものであったり、それぞれの特徴についても少しの私見を交えながらご紹介していきます。 家庭用焙煎機 まずは、ご自宅で簡単にコーヒーの焙煎を始めることができる焙煎ツールの紹介です。 家庭用の焙煎機は、ご自宅のコンロを使い、熱を加えていきます。 だんだん温度が上昇してくると、コーヒー生豆についている薄皮(チャフ)と呼ばれるものが剥がれてきますので、コンロのまわりはチャフだらけに。。。。 焙煎する時間よりも、掃除する時間の方が長いのでは、というイメージをして頂き、それでも焙煎にチャレンジしたいという方は手編み焙煎にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 一番手軽に、そしてお値打ちにコーヒーの焙煎をスタートすることができます。 手綱タイプ コンロの火から少し離し、中に入れたコーヒー生豆を止めることなく動かし続けて下さい。横に振ったり、縦に振ったり、なるべくまんべんなく、生豆全体に火力が加わるように焙煎してください。 焙煎の終了など、焙煎については、下記の記事を参照してくださいね。 https://basecoffee.jp/column/coffee/506/ 手廻しタイプ コンロの上でハンドルを廻して火力を加えるタイプです。 手編みのものよりも、より均一に火力を加えることが出来るため、おすすめです。 価格は1万円を超えてきますので、本格的にという方向きですね。 業務用焙煎機 ここからは、業務用焙煎機についてです。 当店で使用しているのは、日本製のもので、富士珈機という会社のものを使用しています。 こちらの半熱風式焙煎機5㎏釜を日々コツコツと少量ずつで焙煎しています。 以下の通り、3つの火力の当て方の焙煎機をご紹介します。 直下式焙煎機 字のごとく直接、火を生豆に当てて焙煎する焙煎機です。 具体的には、釜に穴(パンチング)が開いているため、火が直接、釜にあたるので、直下式と言います。 火力のコントロールがそのままコーヒーの味にダイレクトに変化を起こしやすいところが特徴です。 半熱風式焙煎機 直下式は穴が開いていましたが、半熱風の釜は穴が開いていません。 火力は下にありますが、火は直接生豆には届かず、図のように熱が釜の入口から入ってきて、火力を与えていきます。...

ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?

ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?

コーヒー豆を購入していると「ウォッシュド」、「セミウォッシュド」や「ナチュラル」と書かれたものを見ることはありませんか? これらはすべて、コーヒーの種子を果実から取り出し「生豆」と呼ばれる状態にする精製処理方法を表したものです。 今回は、コーヒーがどのように精製されているのか、そして精製方法がコーヒーにどのような影響を与えるのかについて紹介します! 精製処理の工程 コーヒーの果実を生豆にするまでの加工工程である「精製」は、生産地ごとにさまざまな方法が取られています。その方法は主に... ウォッシュド セミウォッシュド ナチュラル の三つに分けることができます。 ではそれぞれの細かい精製過程を見ていきましょう。 ウォッシュド 水洗式とも呼ばれるこの方法は、その名の通りたくさんの水を使って果肉を洗い流します。 コーヒーはすっきりとクリアな味わいに仕上がり、豆の味を一番引き出す方法だとも言われています。 1機械での果肉除去 まず初めに、異物や未熟な豆などを取り除かれたコーヒーチェリーをパルパーと呼ばれる機械に送りあらかたの果肉を取り除きます。 この過程が終わると、豆にはミューシレージと呼ばれる、粘液が残った状態になるため次の工程でこのミューシレージを取り除きます。 2発酵による粘液除去 機械による果肉除去が終わった豆は水槽に送られ12~72時間ほど発酵による粘液の分解が行われます。 分解後は機械などで洗浄され粘液を完全に取り除きます。 この工程によってコーヒーに澄んだ香味が生まれるのがウォッシュドの特徴です。 3乾燥 パティオと呼ばれる広場や、高床式のアフリカンベット、ドラム式の乾燥機によって豆を一週間ほど乾燥させます。 ベースコーヒー従業員が以前訪れた、コスタリカのタラス地区の協同組合が運営している加工工場のパティオ コスタリカの農園「Sol Naciente」のアフリカンベッド コスタリカの有名コーヒー農家カルデロン一家の扱うドラム式乾燥機 パティオやアフリカンベットでは常に豆をかき混ぜなくてはいけません。 乾燥が終わると豆の他には少し硬い「パーチメント」と呼ばれる内果皮が残ります。このパーチメントを取り除けば生豆の完成です。 4脱穀 乾燥が終わると一度豆はパーチメントが残った状態で寝かせる必要があります。...

ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?

コーヒー豆を購入していると「ウォッシュド」、「セミウォッシュド」や「ナチュラル」と書かれたものを見ることはありませんか? これらはすべて、コーヒーの種子を果実から取り出し「生豆」と呼ばれる状態にする精製処理方法を表したものです。 今回は、コーヒーがどのように精製されているのか、そして精製方法がコーヒーにどのような影響を与えるのかについて紹介します! 精製処理の工程 コーヒーの果実を生豆にするまでの加工工程である「精製」は、生産地ごとにさまざまな方法が取られています。その方法は主に... ウォッシュド セミウォッシュド ナチュラル の三つに分けることができます。 ではそれぞれの細かい精製過程を見ていきましょう。 ウォッシュド 水洗式とも呼ばれるこの方法は、その名の通りたくさんの水を使って果肉を洗い流します。 コーヒーはすっきりとクリアな味わいに仕上がり、豆の味を一番引き出す方法だとも言われています。 1機械での果肉除去 まず初めに、異物や未熟な豆などを取り除かれたコーヒーチェリーをパルパーと呼ばれる機械に送りあらかたの果肉を取り除きます。 この過程が終わると、豆にはミューシレージと呼ばれる、粘液が残った状態になるため次の工程でこのミューシレージを取り除きます。 2発酵による粘液除去 機械による果肉除去が終わった豆は水槽に送られ12~72時間ほど発酵による粘液の分解が行われます。 分解後は機械などで洗浄され粘液を完全に取り除きます。 この工程によってコーヒーに澄んだ香味が生まれるのがウォッシュドの特徴です。 3乾燥 パティオと呼ばれる広場や、高床式のアフリカンベット、ドラム式の乾燥機によって豆を一週間ほど乾燥させます。 ベースコーヒー従業員が以前訪れた、コスタリカのタラス地区の協同組合が運営している加工工場のパティオ コスタリカの農園「Sol Naciente」のアフリカンベッド コスタリカの有名コーヒー農家カルデロン一家の扱うドラム式乾燥機 パティオやアフリカンベットでは常に豆をかき混ぜなくてはいけません。 乾燥が終わると豆の他には少し硬い「パーチメント」と呼ばれる内果皮が残ります。このパーチメントを取り除けば生豆の完成です。 4脱穀 乾燥が終わると一度豆はパーチメントが残った状態で寝かせる必要があります。...

コーヒーの向こう側

コーヒーの向こう側

普段何気なく飲んでいるコーヒー。では、みなさんはコーヒーがどのようにできているか知っていますか? 今回はコーヒーとはいったい何なのか、そしてどのようにできているのかについて紹介したいと思います。 そもそもコーヒーとは? 「コーヒー」と聞いてどのようなイメージを浮かべますか?おそらく、液体の物かこのような形の物でしょう… コーヒー豆と呼ばれるこの姿、豆と呼ばれますが、実のところこれは、コーヒーノキという常緑樹の種子、つまり種なのです。 コーヒーノキは年に一度実をつけます。ほとんどの品種が真っ赤に熟します。この実はサクランボに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれます。 この実の中にある種子を取り出して乾燥させ焙煎し先ほどの茶色のコーヒー豆になるのです。 コーヒーができる条件 「コーヒーは日本で栽培されていないのか?」という疑問を持ったことはありませんか? 「日本ではほとんど栽培できない」というのがその答えです。なぜならコーヒーを栽培するためには様々な要因が重要となるからです。 その要因とは主に三つ... 気温 日照 降雨量 コーヒーは南北緯25度内、俗にいうコーヒベルトにある熱帯地域にて主に栽培されます。 このコーヒーベルト内で栽培されているのはこれらの要因を満たす地域だからです。 気温 コーヒーノキの栽培には22℃程度が適しています。 この気温が難しいところで、気温が高すぎると早熟、収穫過多、樹の衰えや病気につながり、気温が低すぎると生育の遅れ、収穫量の低下につながってしまいます。 また一定の寒暖差がないと実のしまりが悪くなり風味の低下につながってしまいます。そのために気温が高すぎず低すぎず、一日を通して一定の寒暖差のある標高1000m~2000mが適しています。 中南米ではコーヒーの品質基準に標高を用いており、高ければ高いほど高品質とされている地域もあります。 日照 コーヒーには一定の日照量が必要です。 しかし直射日光に弱いため、直射日光が当たらないよう山の東側の傾斜によく植えられます。その他の場所では、日よけのための「シェードツリー」と呼ばれる樹高の高い樹をコーヒーと一緒に植えることが多いです、ただし午後に雲が発生しやすい一部の地域ではシェードツリーを必要としない例もあります。 降雨量 コーヒーの栽培には年間1200~1600㎜の降水量が必要とされ、コーヒー豆が肥大化する時期に雨が十分に降らないと、収穫の低下につながってしまいます。 基本的にコーヒー生産地の熱帯の国々には乾季と雨季があり、雨季の始まりに降る雨、ブロッサムシャワーの刺激により、コーヒーノキはジャスミンを思わせる香りを放つ花を咲かせ、その後実がなります。 日本ではこれらの要因、特に「気温」と「降雨量」の条件を満たすことができないためほとんどコーヒーは栽培できません。 ただ、北回帰線に近い沖縄の一部の地域ではコーヒー栽培に試みている地域があります。 もしかしたら今後、日本産のコーヒーが簡単に飲める日が来るかもしれませんね。...

コーヒーの向こう側

普段何気なく飲んでいるコーヒー。では、みなさんはコーヒーがどのようにできているか知っていますか? 今回はコーヒーとはいったい何なのか、そしてどのようにできているのかについて紹介したいと思います。 そもそもコーヒーとは? 「コーヒー」と聞いてどのようなイメージを浮かべますか?おそらく、液体の物かこのような形の物でしょう… コーヒー豆と呼ばれるこの姿、豆と呼ばれますが、実のところこれは、コーヒーノキという常緑樹の種子、つまり種なのです。 コーヒーノキは年に一度実をつけます。ほとんどの品種が真っ赤に熟します。この実はサクランボに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれます。 この実の中にある種子を取り出して乾燥させ焙煎し先ほどの茶色のコーヒー豆になるのです。 コーヒーができる条件 「コーヒーは日本で栽培されていないのか?」という疑問を持ったことはありませんか? 「日本ではほとんど栽培できない」というのがその答えです。なぜならコーヒーを栽培するためには様々な要因が重要となるからです。 その要因とは主に三つ... 気温 日照 降雨量 コーヒーは南北緯25度内、俗にいうコーヒベルトにある熱帯地域にて主に栽培されます。 このコーヒーベルト内で栽培されているのはこれらの要因を満たす地域だからです。 気温 コーヒーノキの栽培には22℃程度が適しています。 この気温が難しいところで、気温が高すぎると早熟、収穫過多、樹の衰えや病気につながり、気温が低すぎると生育の遅れ、収穫量の低下につながってしまいます。 また一定の寒暖差がないと実のしまりが悪くなり風味の低下につながってしまいます。そのために気温が高すぎず低すぎず、一日を通して一定の寒暖差のある標高1000m~2000mが適しています。 中南米ではコーヒーの品質基準に標高を用いており、高ければ高いほど高品質とされている地域もあります。 日照 コーヒーには一定の日照量が必要です。 しかし直射日光に弱いため、直射日光が当たらないよう山の東側の傾斜によく植えられます。その他の場所では、日よけのための「シェードツリー」と呼ばれる樹高の高い樹をコーヒーと一緒に植えることが多いです、ただし午後に雲が発生しやすい一部の地域ではシェードツリーを必要としない例もあります。 降雨量 コーヒーの栽培には年間1200~1600㎜の降水量が必要とされ、コーヒー豆が肥大化する時期に雨が十分に降らないと、収穫の低下につながってしまいます。 基本的にコーヒー生産地の熱帯の国々には乾季と雨季があり、雨季の始まりに降る雨、ブロッサムシャワーの刺激により、コーヒーノキはジャスミンを思わせる香りを放つ花を咲かせ、その後実がなります。 日本ではこれらの要因、特に「気温」と「降雨量」の条件を満たすことができないためほとんどコーヒーは栽培できません。 ただ、北回帰線に近い沖縄の一部の地域ではコーヒー栽培に試みている地域があります。 もしかしたら今後、日本産のコーヒーが簡単に飲める日が来るかもしれませんね。...

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:アメリカンプレス編

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:アメリカンプレス編

コーヒー本来の味は引き出せるけど後始末が大変なフレンチプレス。一方で後始末は簡単だけれど、コーヒーオイルまでも取ってしまうペーパードリップ... 味か手軽さか、どちらを取るか決めきれないそんなあなたへおススメなのが、いいとこどりの大発明『AMERICAN PRESS(アメリカンプレス)』です! 今回はベースコーヒーでも取り扱っているアメリカンプレスの魅力に迫りたいと思います。 アメリカンプレス、商品ページはこちら! 何がすごい?アメリカンプレスとは? 一見フレンチプレスのようなアメリカンプレスは、とある大学院生の「フレンチプレスの豆カス問題」をどうにかしたいという思いから始まり、クラウドファンディングなどさまざまな支援を受け試行錯誤の末、生まれた新たなコーヒー器具です 見た目もカッコイイこの器具にはさまざまなアイデア、技術が詰め込まれています! 手入れが簡単なプランジャー式ポッド アメリカンプレスの一番の特徴とも言える、豆を入れるためのポッド。豆カスの後始末が簡単で手洗いも簡単にできます。 フレンチプレス×エスプレッソマシン=アメリカンプレス アメリカンプレスはプランジャー式ポッドが押し下げられる際にエスプレッソマシンのようにポッド内のコーヒーに圧力がかかるように設計されていて、短時間でコーヒーを淹れることが可能となります。 微粉が入り込みにくい二層フィルター フィルターが一枚なフレンチプレスと違い、アメリカンプレスにはポッドの上下のフィルター二層構造となっています。そのため微粉をより防ぐことが可能になっています。 熱くなりすぎない容器 アメリカンプレスには取っ手がありません、そのため注ぐ際には容器ごともつのですが、この容器部分に厚みがあり問題なく持てるようになっています。 垂れない注ぎ口 注ぎ口は水滴が落ちないように作られており、机や器具を汚すことなくコーヒーを楽しめるようになっています。大変注ぎやすく、本体ごと持っていることもあり微妙な調整がしやすいです。 これらの他にも、よりおいしく、より使いやすくするための工夫が凝らされています。 実際に手に取ってみると細かい部分にさまざまな仕掛けが施されているのがわかるため、どこかで見かけた際にはぜひ手に取ってよく見てみてください。 ベースコーヒー式アメリカンプレスの使い方 技術が詰まったアメリカンプレスを用いた淹れ方は意外と簡単! コーヒーをセットする➡お湯を注ぐ➡ポッドを入れ蒸らす➡ポッドをおろす 全体を通して強い力や細かい技術が必要なことはほとんどないため誰でも淹れられるアメリカンプレスの使い方を見てみましょう。 必要な物 アメリカンプレス コーヒー粉(中挽きのもの) お湯 手順1・コーヒーのセット ポッド内にコーヒー粉をセットします。...

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:アメリカンプレス編

コーヒー本来の味は引き出せるけど後始末が大変なフレンチプレス。一方で後始末は簡単だけれど、コーヒーオイルまでも取ってしまうペーパードリップ... 味か手軽さか、どちらを取るか決めきれないそんなあなたへおススメなのが、いいとこどりの大発明『AMERICAN PRESS(アメリカンプレス)』です! 今回はベースコーヒーでも取り扱っているアメリカンプレスの魅力に迫りたいと思います。 アメリカンプレス、商品ページはこちら! 何がすごい?アメリカンプレスとは? 一見フレンチプレスのようなアメリカンプレスは、とある大学院生の「フレンチプレスの豆カス問題」をどうにかしたいという思いから始まり、クラウドファンディングなどさまざまな支援を受け試行錯誤の末、生まれた新たなコーヒー器具です 見た目もカッコイイこの器具にはさまざまなアイデア、技術が詰め込まれています! 手入れが簡単なプランジャー式ポッド アメリカンプレスの一番の特徴とも言える、豆を入れるためのポッド。豆カスの後始末が簡単で手洗いも簡単にできます。 フレンチプレス×エスプレッソマシン=アメリカンプレス アメリカンプレスはプランジャー式ポッドが押し下げられる際にエスプレッソマシンのようにポッド内のコーヒーに圧力がかかるように設計されていて、短時間でコーヒーを淹れることが可能となります。 微粉が入り込みにくい二層フィルター フィルターが一枚なフレンチプレスと違い、アメリカンプレスにはポッドの上下のフィルター二層構造となっています。そのため微粉をより防ぐことが可能になっています。 熱くなりすぎない容器 アメリカンプレスには取っ手がありません、そのため注ぐ際には容器ごともつのですが、この容器部分に厚みがあり問題なく持てるようになっています。 垂れない注ぎ口 注ぎ口は水滴が落ちないように作られており、机や器具を汚すことなくコーヒーを楽しめるようになっています。大変注ぎやすく、本体ごと持っていることもあり微妙な調整がしやすいです。 これらの他にも、よりおいしく、より使いやすくするための工夫が凝らされています。 実際に手に取ってみると細かい部分にさまざまな仕掛けが施されているのがわかるため、どこかで見かけた際にはぜひ手に取ってよく見てみてください。 ベースコーヒー式アメリカンプレスの使い方 技術が詰まったアメリカンプレスを用いた淹れ方は意外と簡単! コーヒーをセットする➡お湯を注ぐ➡ポッドを入れ蒸らす➡ポッドをおろす 全体を通して強い力や細かい技術が必要なことはほとんどないため誰でも淹れられるアメリカンプレスの使い方を見てみましょう。 必要な物 アメリカンプレス コーヒー粉(中挽きのもの) お湯 手順1・コーヒーのセット ポッド内にコーヒー粉をセットします。...