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生産地を知ろう!:ルワンダ編
生産地を知ろうシリーズ、前回はコーヒー発祥の地エチオピアをご紹介しました。 今回は同じアフリカ大陸の「ルワンダ共和国」をご紹介します! 四国の1.5倍程度の小さな国ですが、美しい自然と街が広がる素敵な国です。 1994年からのルワンダ大虐殺という暗い時代を乗り越えたこの国では、多くのファンを魅了するコーヒーが生み出されています。 生産概要 高いポテンシャルを持つコーヒー新興国、ルワンダ。この国において輸入収入の約50%を占めるコーヒーは社会経済状況向上ため重要な作物です。 そんなアフリカのこの国の生産概要を見ていきましょう。 生産量 国際コーヒー機関(International Coffee Organization-ICO)によると、ルワンダの2018年コーヒー生産量は、25万袋分。一袋が60㎏なので、1万5千トンのコーヒーが生産されています。 生産量ランキングで言えば、アフリカでは第10位、世界では第29位です。 世界の生産量から見ると、約0.15%をエチオピアのコーヒーが占めていることになります。 栽培方法 ルワンダで栽培されているほとんどの品種がスペシャリティコーヒーとして取り扱われることが多いアラビカ種。また缶コーヒーなんかに使われることもあるロブスタ種も一部栽培されていて、収穫時期は品種によって異なります。 アラビカ種は3月~8月、ロブスタ種は5月~6月の間に収穫されます。 ルワンダでは、約50万の小規模農家によってコーヒーが栽培されていて、有機肥料を使わない自然栽培を行っています。 精製は、以前はナチュラルが主流でしたが、スペシャリティーコーヒーブームの影響もあり、ウォッシュドが推奨され、ステーションの数も増え今ではウォッシュドの方が主流です。 また等級はカッピングと欠点数によって5段階に分けられ評価されます。 主な生産地 アフリカ大陸の中央に位置するルワンダでは、コーヒー栽培は広い地域で行われています。 「千の丘の国」と呼ばれるルワンダは起伏に激しく、多くの山々がそびえ立ちます。それらの険しい山の中腹や火山灰性の土壌を多く蓄えた高地にてコーヒーは栽培されています。 栽培地域は主に4つに分けることができます。 柑橘系のやカラメルの風味を持ちバランス的な甘さのあるコーヒーが多い、北部州。 フローラルなアロマを持ち、ジューシーな口当たりを演出するコーヒーが多い、ギブ湖周辺の西部州。 花や柑橘系の香りが特徴的で繊細な口当たりを持つものが多い、中央高原周辺の南部州。 そして、チョコレートやベリー系の風味が特徴のものが多い、東部州です。 特徴 ルワンダのコーヒーは、フルーツの甘い香りやフローラルな香りが特徴的です。 ブルボン種が多いこともあり、その澄んだ香りも一つの特徴と言えるでしょう。...
生産地を知ろう!:ルワンダ編
生産地を知ろうシリーズ、前回はコーヒー発祥の地エチオピアをご紹介しました。 今回は同じアフリカ大陸の「ルワンダ共和国」をご紹介します! 四国の1.5倍程度の小さな国ですが、美しい自然と街が広がる素敵な国です。 1994年からのルワンダ大虐殺という暗い時代を乗り越えたこの国では、多くのファンを魅了するコーヒーが生み出されています。 生産概要 高いポテンシャルを持つコーヒー新興国、ルワンダ。この国において輸入収入の約50%を占めるコーヒーは社会経済状況向上ため重要な作物です。 そんなアフリカのこの国の生産概要を見ていきましょう。 生産量 国際コーヒー機関(International Coffee Organization-ICO)によると、ルワンダの2018年コーヒー生産量は、25万袋分。一袋が60㎏なので、1万5千トンのコーヒーが生産されています。 生産量ランキングで言えば、アフリカでは第10位、世界では第29位です。 世界の生産量から見ると、約0.15%をエチオピアのコーヒーが占めていることになります。 栽培方法 ルワンダで栽培されているほとんどの品種がスペシャリティコーヒーとして取り扱われることが多いアラビカ種。また缶コーヒーなんかに使われることもあるロブスタ種も一部栽培されていて、収穫時期は品種によって異なります。 アラビカ種は3月~8月、ロブスタ種は5月~6月の間に収穫されます。 ルワンダでは、約50万の小規模農家によってコーヒーが栽培されていて、有機肥料を使わない自然栽培を行っています。 精製は、以前はナチュラルが主流でしたが、スペシャリティーコーヒーブームの影響もあり、ウォッシュドが推奨され、ステーションの数も増え今ではウォッシュドの方が主流です。 また等級はカッピングと欠点数によって5段階に分けられ評価されます。 主な生産地 アフリカ大陸の中央に位置するルワンダでは、コーヒー栽培は広い地域で行われています。 「千の丘の国」と呼ばれるルワンダは起伏に激しく、多くの山々がそびえ立ちます。それらの険しい山の中腹や火山灰性の土壌を多く蓄えた高地にてコーヒーは栽培されています。 栽培地域は主に4つに分けることができます。 柑橘系のやカラメルの風味を持ちバランス的な甘さのあるコーヒーが多い、北部州。 フローラルなアロマを持ち、ジューシーな口当たりを演出するコーヒーが多い、ギブ湖周辺の西部州。 花や柑橘系の香りが特徴的で繊細な口当たりを持つものが多い、中央高原周辺の南部州。 そして、チョコレートやベリー系の風味が特徴のものが多い、東部州です。 特徴 ルワンダのコーヒーは、フルーツの甘い香りやフローラルな香りが特徴的です。 ブルボン種が多いこともあり、その澄んだ香りも一つの特徴と言えるでしょう。...

生産地を知ろう!:エチオピア編
淹れ方、焙煎度、加工法、品種そして産地、様々な要素が味わいに影響を及ぼすコーヒーにおいて、それぞれの違いによって生まれる味わいの差を感じることもコーヒーの楽しみ方の一つです。 同じ産地、品種の豆でも加工法が違えば味わいは変わりますし、同じ産地、加工法の豆でも焙煎度や淹れ方が変わればまた変わります。 そのため、飲んでいるコーヒーの情報を知ることは、自分の好みを知るという点からもとてもとても大切です。 というわけで今回は、コーヒーを知るうえで最も大きな括りとなる「生産地」の情報をお届けする、「生産地を知ろうシリーズ」の第一弾として、コーヒーの始まりの地、エチオピアのコーヒー生産やコーヒーの特徴をご紹介します! 生産概要 コーヒー発祥の地であり、ここからコーヒーの種や苗木が世界中に広まる起点であったエチオピア。 アフリカのこの国でのコーヒー生産概要を見ていきましょう。 生産量 国際コーヒー機関(International Coffee Organization-ICO)によると、エチオピアの2018年コーヒー生産量は、750 万袋分。一袋が60㎏なので、4億5000万㎏のコーヒーが生産されています。 生産量ランキングで言えば、アフリカでは第1位、世界では第5位です。 世界の生産量から見ると、約4%をエチオピアのコーヒーが占めていることになります。 栽培方法 コーヒーの収穫は主に10月~12月に行われる。 品種はすべてアラビカ種に属するもので、その多種性は他国に比べすさまじく、具体的な品種がわかっていないものも少なくありません。 エチオピアのコーヒー栽培では、「農園」の形態は少なく、自然の力に頼り、人の手をかけない栽培が一般的です。栽培方法は主に4つに分類されます。 フォレストコーヒー 自生しているコーヒーの樹から実を収穫するもの。 セミフォレストコーヒー 自然林に間引きなど少し手を加え、自生している樹が育ちやすいようにしたうえで収穫するもの。 ガーデンコーヒー 農家が自宅周辺で他の作物と一緒にコーヒーを栽培する方法。エチオピアで最も典型的で生産量の多くを占める。 プランテーションコーヒー 農園で集約的に栽培する方法。生産量の10%程度がこの形。 精製処理に用いられるのは、ナチュラルとウォッシュド。 伝統的なナチュラルの方が一般的で約70%がナチュラル製法で加工されています。 一方でウォッシュドはイルガチェフェなどの一部の地域で行われています。しかし、ウォッシュドの方が品質が高く、高価で取引されることもあり政府がウォッシュドを推奨していることもあり、ウォッシュドの割合も増えてきているようです。 等級...
生産地を知ろう!:エチオピア編
淹れ方、焙煎度、加工法、品種そして産地、様々な要素が味わいに影響を及ぼすコーヒーにおいて、それぞれの違いによって生まれる味わいの差を感じることもコーヒーの楽しみ方の一つです。 同じ産地、品種の豆でも加工法が違えば味わいは変わりますし、同じ産地、加工法の豆でも焙煎度や淹れ方が変わればまた変わります。 そのため、飲んでいるコーヒーの情報を知ることは、自分の好みを知るという点からもとてもとても大切です。 というわけで今回は、コーヒーを知るうえで最も大きな括りとなる「生産地」の情報をお届けする、「生産地を知ろうシリーズ」の第一弾として、コーヒーの始まりの地、エチオピアのコーヒー生産やコーヒーの特徴をご紹介します! 生産概要 コーヒー発祥の地であり、ここからコーヒーの種や苗木が世界中に広まる起点であったエチオピア。 アフリカのこの国でのコーヒー生産概要を見ていきましょう。 生産量 国際コーヒー機関(International Coffee Organization-ICO)によると、エチオピアの2018年コーヒー生産量は、750 万袋分。一袋が60㎏なので、4億5000万㎏のコーヒーが生産されています。 生産量ランキングで言えば、アフリカでは第1位、世界では第5位です。 世界の生産量から見ると、約4%をエチオピアのコーヒーが占めていることになります。 栽培方法 コーヒーの収穫は主に10月~12月に行われる。 品種はすべてアラビカ種に属するもので、その多種性は他国に比べすさまじく、具体的な品種がわかっていないものも少なくありません。 エチオピアのコーヒー栽培では、「農園」の形態は少なく、自然の力に頼り、人の手をかけない栽培が一般的です。栽培方法は主に4つに分類されます。 フォレストコーヒー 自生しているコーヒーの樹から実を収穫するもの。 セミフォレストコーヒー 自然林に間引きなど少し手を加え、自生している樹が育ちやすいようにしたうえで収穫するもの。 ガーデンコーヒー 農家が自宅周辺で他の作物と一緒にコーヒーを栽培する方法。エチオピアで最も典型的で生産量の多くを占める。 プランテーションコーヒー 農園で集約的に栽培する方法。生産量の10%程度がこの形。 精製処理に用いられるのは、ナチュラルとウォッシュド。 伝統的なナチュラルの方が一般的で約70%がナチュラル製法で加工されています。 一方でウォッシュドはイルガチェフェなどの一部の地域で行われています。しかし、ウォッシュドの方が品質が高く、高価で取引されることもあり政府がウォッシュドを推奨していることもあり、ウォッシュドの割合も増えてきているようです。 等級...

コーヒー健康法:コーヒーにはどんな効果が?
コーヒーが人体に及ぼす影響にみなさんはどんなイメージを持っていますか? 目が冴える?背が伸びなくなる? プラスなイメージやマイナスなイメージといろいろだとだと思います。 コーヒーが身体にどのように作用するのか、コーヒーは人体に有害なのか有益なのか、たくさんの人が研究し議論してきました。 コーヒーを楽しみとして飲んでいるだけの人たちも知らず知らずのうちに、いろいろな効果を得ています。 せっかくなので、それらの効果を理解して有効活用しちゃいましょう! というわけで今回は、コーヒーが身体にどのような影響を及ぼすか、そしてそれを活用した健康法についてご紹介します! 飲むたびに起こる、急性的な効果 コーヒーを飲むことによって得られる効果には、飲むたびにすぐ効果が出る急性的なものと、習慣的に飲むことによって得られる慢性的なものがあります。 そして、コーヒーを摂取してから早くて数分で効果が現れる急性的なものは、その即効性と有用性から、うまく使えばとても役に立つものが多いです。 コーヒーを摂取することによって得られる急性的効果を理解し活用しましょう! 眠気覚まし・集中力の向上・疲労感の軽減 これらはコーヒーを飲むことで得られる最も代表的な効果と言えるでしょう。 徹夜の時なんかにこれらの効果を期待してコーヒーを飲む人も多いのではないでしょうか? これらは、コーヒーの成分であるカフェインが中枢神経に作用して興奮状態を作りだすことによって得られるものです。 個人差はありますが、だいたい30〜50分の間にはカフェインが吸収され、眠気覚ましなどの効果が得られます。また効果の持続時間は、若い人で2時間程度、高齢者で4時間程度です。 なので、集中したい時の30分前くらいにコーヒーを飲んで有効活用したり、寝る前の約3時間はカフェインの摂取を控えておいたりするといいでしょう! ちなみに、「子どもがコーヒーを飲むと背が伸びなくなる」と言われているのは、夜に眠れなくなってしまい睡眠によって分泌されるはずだった成長ホルモンが出にくくなってしまう、というパターンから勘違いされている迷信です。 夜に眠れれば問題なく、コーヒー自体に成長ホルモンを阻害するような効果はないので安心してください 代謝促進 カフェインが中枢神経に作用することで交換神経にも影響が出て、その結果、血圧の上昇や新陳代謝の促進の効果があります。 これらの効果に目をつけてダイエットなんかに活用している方もいらっしゃるようですね。 コーヒーを飲んでからの運動は、代謝の促進も相まってより効果的、しかもカロリーが低いブラックコーヒーならなおさらよいでしょう。 こちらの効果が出始めるのは、眠気覚ましと同じ30~50分後程度なので、運動の1時間くらい前に飲んでおくといいでしょう! ただし飲みすぎには注意です! 通常の量ならば基本問題はありませんが、過剰に摂取した場合、運動によって負荷がかかることもあり、最悪の場合不整脈を引き起こしてしまうこともあるので気を付けましょう。 消化促進 コーヒーの飲むことによって、カフェインとポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が作用して胃のはたらきが促進して消化を助ける効果があります。 食事の締めにコーヒーが出てくるレストランなんかのように、食事の後にコーヒーを飲むことによって、胃液の分泌が高められ胃への負担が軽減します。 しかし、この効果が行き過ぎてしまうと胃粘膜が傷ついてしまい逆効果になってしまいます。...
コーヒー健康法:コーヒーにはどんな効果が?
コーヒーが人体に及ぼす影響にみなさんはどんなイメージを持っていますか? 目が冴える?背が伸びなくなる? プラスなイメージやマイナスなイメージといろいろだとだと思います。 コーヒーが身体にどのように作用するのか、コーヒーは人体に有害なのか有益なのか、たくさんの人が研究し議論してきました。 コーヒーを楽しみとして飲んでいるだけの人たちも知らず知らずのうちに、いろいろな効果を得ています。 せっかくなので、それらの効果を理解して有効活用しちゃいましょう! というわけで今回は、コーヒーが身体にどのような影響を及ぼすか、そしてそれを活用した健康法についてご紹介します! 飲むたびに起こる、急性的な効果 コーヒーを飲むことによって得られる効果には、飲むたびにすぐ効果が出る急性的なものと、習慣的に飲むことによって得られる慢性的なものがあります。 そして、コーヒーを摂取してから早くて数分で効果が現れる急性的なものは、その即効性と有用性から、うまく使えばとても役に立つものが多いです。 コーヒーを摂取することによって得られる急性的効果を理解し活用しましょう! 眠気覚まし・集中力の向上・疲労感の軽減 これらはコーヒーを飲むことで得られる最も代表的な効果と言えるでしょう。 徹夜の時なんかにこれらの効果を期待してコーヒーを飲む人も多いのではないでしょうか? これらは、コーヒーの成分であるカフェインが中枢神経に作用して興奮状態を作りだすことによって得られるものです。 個人差はありますが、だいたい30〜50分の間にはカフェインが吸収され、眠気覚ましなどの効果が得られます。また効果の持続時間は、若い人で2時間程度、高齢者で4時間程度です。 なので、集中したい時の30分前くらいにコーヒーを飲んで有効活用したり、寝る前の約3時間はカフェインの摂取を控えておいたりするといいでしょう! ちなみに、「子どもがコーヒーを飲むと背が伸びなくなる」と言われているのは、夜に眠れなくなってしまい睡眠によって分泌されるはずだった成長ホルモンが出にくくなってしまう、というパターンから勘違いされている迷信です。 夜に眠れれば問題なく、コーヒー自体に成長ホルモンを阻害するような効果はないので安心してください 代謝促進 カフェインが中枢神経に作用することで交換神経にも影響が出て、その結果、血圧の上昇や新陳代謝の促進の効果があります。 これらの効果に目をつけてダイエットなんかに活用している方もいらっしゃるようですね。 コーヒーを飲んでからの運動は、代謝の促進も相まってより効果的、しかもカロリーが低いブラックコーヒーならなおさらよいでしょう。 こちらの効果が出始めるのは、眠気覚ましと同じ30~50分後程度なので、運動の1時間くらい前に飲んでおくといいでしょう! ただし飲みすぎには注意です! 通常の量ならば基本問題はありませんが、過剰に摂取した場合、運動によって負荷がかかることもあり、最悪の場合不整脈を引き起こしてしまうこともあるので気を付けましょう。 消化促進 コーヒーの飲むことによって、カフェインとポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が作用して胃のはたらきが促進して消化を助ける効果があります。 食事の締めにコーヒーが出てくるレストランなんかのように、食事の後にコーヒーを飲むことによって、胃液の分泌が高められ胃への負担が軽減します。 しかし、この効果が行き過ぎてしまうと胃粘膜が傷ついてしまい逆効果になってしまいます。...

置いておくだけ、水出しアイスコーヒー
春が来て少し暖かくなり、温かい飲み物だけだった選択肢の中に冷たいものが顔を出してきた人も少なくないのではないでしょうか? ところでここ最近、「水出しコーヒー」や「コールドブリュー」と呼ばれるコーヒーを目にしたことはありませんか? 普通のアイスコーヒーと何が違うのか?家で淹れることはできるのか?今回は水出しのアイスコーヒーに関してご紹介します! 水出しコーヒーとは? 水出しコーヒーとはその名の通り、お湯を使わずに水で抽出するコーヒーのことです。 長い時間をかけて低温で抽出することによって、雑味の少ないコーヒー本来のおいしさを引き出すことができます! 水出しコーヒーは、ここ最近特に注目されていて、ペットボトルコーヒーにも「水出し」を押し出した物も増えました。 更には、水出しコーヒーをビールサーバーのような専用の機械で窒素ガスを含ませながら抽出する、ナイトロコーヒーもここ最近で増えてきています。クリーミーな泡が特徴的なナイトロコーヒーは今後さらに注目を集めることになると思います! 水出しコーヒーの淹れ方 水出しコーヒーを淹れるのは専用の器具があればそう難しくありません。 水出しの方法は主に二つあります。それが... 滴下式 浸漬式 の二つです。 滴下式 コーヒーの粉に水滴を落としてゆっくりと抽出する方法です。 ベースコーヒーが店内で提供している水出しアイスコーヒーも滴下式の器具を使って抽出したものです。 粉の分量は器具ごとに異なりますが、使い方はどれもとても簡単です。 1.粉を器具にセットし少しだけ湿らせておく。 2.タンク部分に水を入れ、粉の上にセットする。 3.抽出し終わるのを待つ。 以上です!セットするだけなので淹れる人によって味が変わるなどの心配はありません。 滴下式にかかる時間はだいたい3~5時間で、浸漬式よりかかる時間は短くすみます。 浸漬式 コーヒーの粉を水に浸けてしばらく置いておく方法です。 浸漬式用の器具は同じ方法で、紅茶を水出しで抽出することができるるので、コーヒーも紅茶も好きな方にはとても便利です。 こちらも使い方はとても簡単 1.粉をセットする。 2.水を入れる。 3.冷蔵庫でしばらく置いておく。...
置いておくだけ、水出しアイスコーヒー
春が来て少し暖かくなり、温かい飲み物だけだった選択肢の中に冷たいものが顔を出してきた人も少なくないのではないでしょうか? ところでここ最近、「水出しコーヒー」や「コールドブリュー」と呼ばれるコーヒーを目にしたことはありませんか? 普通のアイスコーヒーと何が違うのか?家で淹れることはできるのか?今回は水出しのアイスコーヒーに関してご紹介します! 水出しコーヒーとは? 水出しコーヒーとはその名の通り、お湯を使わずに水で抽出するコーヒーのことです。 長い時間をかけて低温で抽出することによって、雑味の少ないコーヒー本来のおいしさを引き出すことができます! 水出しコーヒーは、ここ最近特に注目されていて、ペットボトルコーヒーにも「水出し」を押し出した物も増えました。 更には、水出しコーヒーをビールサーバーのような専用の機械で窒素ガスを含ませながら抽出する、ナイトロコーヒーもここ最近で増えてきています。クリーミーな泡が特徴的なナイトロコーヒーは今後さらに注目を集めることになると思います! 水出しコーヒーの淹れ方 水出しコーヒーを淹れるのは専用の器具があればそう難しくありません。 水出しの方法は主に二つあります。それが... 滴下式 浸漬式 の二つです。 滴下式 コーヒーの粉に水滴を落としてゆっくりと抽出する方法です。 ベースコーヒーが店内で提供している水出しアイスコーヒーも滴下式の器具を使って抽出したものです。 粉の分量は器具ごとに異なりますが、使い方はどれもとても簡単です。 1.粉を器具にセットし少しだけ湿らせておく。 2.タンク部分に水を入れ、粉の上にセットする。 3.抽出し終わるのを待つ。 以上です!セットするだけなので淹れる人によって味が変わるなどの心配はありません。 滴下式にかかる時間はだいたい3~5時間で、浸漬式よりかかる時間は短くすみます。 浸漬式 コーヒーの粉を水に浸けてしばらく置いておく方法です。 浸漬式用の器具は同じ方法で、紅茶を水出しで抽出することができるるので、コーヒーも紅茶も好きな方にはとても便利です。 こちらも使い方はとても簡単 1.粉をセットする。 2.水を入れる。 3.冷蔵庫でしばらく置いておく。...

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:急冷式アイスコーヒー編
桜が散ったり、コートをクローゼットの奥に追いやったり、いろいろなところから季節の変わり目を感じるこの頃ですが、ベースコーヒーでもある点から日差しの暖かさを感じることがあります… それは、ここ最近アイスコーヒーの注文が増えたことです! 夏になればきっとさらに増えることでしょう… ご自宅でもアイスコーヒーを淹れたくなる方も中にはいるのではないでしょうか? ということで、今回は夏本番に向けて一足先にアイスコーヒーの淹れ方やポイントに関してご紹介します! ベースコーヒー式アイスコーヒーの淹れ方 アイスコーヒーを淹れると一言に言っても、抽出器具による違いや、冷やし方の違いなど、いろいろな方法がありますが、その中でも今回は一番簡単な、ペーパードリップによる急冷式の方法を紹介します! ペーパードリップでのアイスコーヒーの淹れ方は、ほとんどホットコーヒーのものと変わりません。 違う点は... サーバーに氷を入れておく コーヒーを濃く抽出する の二点くらいです。 ペーパードリップの淹れ方に関してはこちら→ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:ペーパードリップ編 アイスコーヒー抽出に必要な物 氷 コーヒー豆(中挽き) お湯(90~95℃) ドリッパー フィルター ケトル(注ぎ口が細い物) 手順1・サーバーに氷をセットする 先にサーバーに氷を入れておきます。 抽出されたコーヒーが氷に落とし、急冷させることによって、より風味を残すことができます。 入れる氷の量は、だいたい出来高の3分の1程度。 ベースコーヒーでは急冷のアイスコーヒー1杯分として、コーヒー20gに氷を75g。2杯分として、コーヒー30gに氷を150g使用しています。 手順2・フィルターと豆をセットする ここからは、ほとんどホットコーヒー抽出と同じです。 フィルターのつなぎ目を折ってセットし、コーヒー粉を入れ表面をならします。 手順3・蒸らし アイスコーヒーの時もホットコーヒー同様に、お湯を少量注ぎ30〜60秒蒸らします。...
ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:急冷式アイスコーヒー編
桜が散ったり、コートをクローゼットの奥に追いやったり、いろいろなところから季節の変わり目を感じるこの頃ですが、ベースコーヒーでもある点から日差しの暖かさを感じることがあります… それは、ここ最近アイスコーヒーの注文が増えたことです! 夏になればきっとさらに増えることでしょう… ご自宅でもアイスコーヒーを淹れたくなる方も中にはいるのではないでしょうか? ということで、今回は夏本番に向けて一足先にアイスコーヒーの淹れ方やポイントに関してご紹介します! ベースコーヒー式アイスコーヒーの淹れ方 アイスコーヒーを淹れると一言に言っても、抽出器具による違いや、冷やし方の違いなど、いろいろな方法がありますが、その中でも今回は一番簡単な、ペーパードリップによる急冷式の方法を紹介します! ペーパードリップでのアイスコーヒーの淹れ方は、ほとんどホットコーヒーのものと変わりません。 違う点は... サーバーに氷を入れておく コーヒーを濃く抽出する の二点くらいです。 ペーパードリップの淹れ方に関してはこちら→ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:ペーパードリップ編 アイスコーヒー抽出に必要な物 氷 コーヒー豆(中挽き) お湯(90~95℃) ドリッパー フィルター ケトル(注ぎ口が細い物) 手順1・サーバーに氷をセットする 先にサーバーに氷を入れておきます。 抽出されたコーヒーが氷に落とし、急冷させることによって、より風味を残すことができます。 入れる氷の量は、だいたい出来高の3分の1程度。 ベースコーヒーでは急冷のアイスコーヒー1杯分として、コーヒー20gに氷を75g。2杯分として、コーヒー30gに氷を150g使用しています。 手順2・フィルターと豆をセットする ここからは、ほとんどホットコーヒー抽出と同じです。 フィルターのつなぎ目を折ってセットし、コーヒー粉を入れ表面をならします。 手順3・蒸らし アイスコーヒーの時もホットコーヒー同様に、お湯を少量注ぎ30〜60秒蒸らします。...

どう飲めばいい?エスプレッソ
エスプレッソと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか? 苦い?濃い?小っちゃい? 昔に比べればだいぶ浸透してきたエスプレッソですが、いまだによくわからないという方は多いのではないかと思います。 今回は奥深いそんなエスプレッソの世界をご紹介します! そもそもエスプレッソとは? エスプレッソとは、機械を使ってコーヒー粉に圧力をかけて短時間で抽出したコーヒーのことです。 エスプレッソはイタリア語で「特急」という意味で、元は社員のコーヒーブレイクの時間を短くするために生まれたという説もあります。 エスプレッソは約100年前にイタリアのバールで出されるようになり、その後ヨーロッパに広まって行きました。 イタリアでは、エスプレッソは出勤前やちょっとした休憩にクイッと飲まれていて、コーヒー=エスプレッソという認識が一般的だそうです。 美味しいエスプレッソとは? 良いエスプレッソは総じて、滑らかな口当たりと香り高い後味が長く続くもの。 淹れたてのエスプレッソが三層に分かれていることが理想とされていて、上から「クレマ」、「ボディ」、「ハート」と呼ばれています。この三層は淹れた瞬間から崩れていくので早めに飲むのが一般的です。 特に一番上のクレマがきめ細やかで持続性があるほどいいと言われています。 また、コーヒーそのままの味わいをよく表していたり、奥底に甘みがあるのも良いエスプレッソの特徴です。 エスプレッソのおいしい飲み方いろいろ エスプレッソは知っているけど、飲み方がよくわからないという方は多いのではないのでしょう。 どうやって飲むのが正しいの?何か混ぜるべき? いろいろな疑問があると思いますが、個人的な見解として一番重要なのは... 自分がおいしいと思えばそれでいい!です でもせっかくなのでここでは、エスプレッソのメジャーな飲み方を紹介します! イタリアの定番、砂糖を入れて イタリアではエスプレッソに砂糖を入れて飲むのが定番で、苦さと甘さを楽しめるおいしい方法です。 飲み方は簡単! 1.エスプレッソにお砂糖をスプーン1~3杯入れる 2.かるく混ぜる (注: 混ぜすぎると風味が飛んでいってしまう為ほんの少しで大丈夫です!) 3.風味が飛んでしまう前に飲み切る 4.カップのそこに残ったお砂糖をスプーンですくって食べる 最後のお砂糖が、エスプレッソを飲んだ後の口にとってもマッチするのでちょっとしたお楽しみです! 飲みやすく、カフェラテ もしかしたら、エスプレッソよりも知名度の高いカフェラテですが、こちらもれっきとしたエスプレッソの飲み方の一つです。...
どう飲めばいい?エスプレッソ
エスプレッソと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか? 苦い?濃い?小っちゃい? 昔に比べればだいぶ浸透してきたエスプレッソですが、いまだによくわからないという方は多いのではないかと思います。 今回は奥深いそんなエスプレッソの世界をご紹介します! そもそもエスプレッソとは? エスプレッソとは、機械を使ってコーヒー粉に圧力をかけて短時間で抽出したコーヒーのことです。 エスプレッソはイタリア語で「特急」という意味で、元は社員のコーヒーブレイクの時間を短くするために生まれたという説もあります。 エスプレッソは約100年前にイタリアのバールで出されるようになり、その後ヨーロッパに広まって行きました。 イタリアでは、エスプレッソは出勤前やちょっとした休憩にクイッと飲まれていて、コーヒー=エスプレッソという認識が一般的だそうです。 美味しいエスプレッソとは? 良いエスプレッソは総じて、滑らかな口当たりと香り高い後味が長く続くもの。 淹れたてのエスプレッソが三層に分かれていることが理想とされていて、上から「クレマ」、「ボディ」、「ハート」と呼ばれています。この三層は淹れた瞬間から崩れていくので早めに飲むのが一般的です。 特に一番上のクレマがきめ細やかで持続性があるほどいいと言われています。 また、コーヒーそのままの味わいをよく表していたり、奥底に甘みがあるのも良いエスプレッソの特徴です。 エスプレッソのおいしい飲み方いろいろ エスプレッソは知っているけど、飲み方がよくわからないという方は多いのではないのでしょう。 どうやって飲むのが正しいの?何か混ぜるべき? いろいろな疑問があると思いますが、個人的な見解として一番重要なのは... 自分がおいしいと思えばそれでいい!です でもせっかくなのでここでは、エスプレッソのメジャーな飲み方を紹介します! イタリアの定番、砂糖を入れて イタリアではエスプレッソに砂糖を入れて飲むのが定番で、苦さと甘さを楽しめるおいしい方法です。 飲み方は簡単! 1.エスプレッソにお砂糖をスプーン1~3杯入れる 2.かるく混ぜる (注: 混ぜすぎると風味が飛んでいってしまう為ほんの少しで大丈夫です!) 3.風味が飛んでしまう前に飲み切る 4.カップのそこに残ったお砂糖をスプーンですくって食べる 最後のお砂糖が、エスプレッソを飲んだ後の口にとってもマッチするのでちょっとしたお楽しみです! 飲みやすく、カフェラテ もしかしたら、エスプレッソよりも知名度の高いカフェラテですが、こちらもれっきとしたエスプレッソの飲み方の一つです。...