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お湯さえ沸かせられれば始められる!最小限のコーヒー生活
コーヒーを家で淹れる生活を始めてみたいけれど、どんな器具を揃えればいいのかわからない…調べてみても意外と必要なものが多い…だからなかなか始められない。こんな悩みを抱える方は結構いらっしゃると思います。 そんななかなかはじめの一歩がでない方の為に今回は、お湯さえ沸かせられればいい、最小限で始めるコーヒー生活をご紹介します! 最小限で始めるコーヒーの淹れ方 コーヒー生活を始めるにあたって、使うものを最小限に抑えた場合なにが必要か? 一つの案として、コーヒープレスがあります。淹れ方も簡単で、コーヒー豆の味わいをダイレクトに感じることができる優れものですが… コーヒーを飲み始めた方の中には、コーヒープレスで淹れた際に残りやすい、微粉が苦手という方が多いように感じられます。 また器具の洗浄や豆カスの処理が少々面倒という難点があり、気軽にコーヒーを始めてみたいという方にはあまりオススメできません…。 そこで、コーヒープレス以外で気軽にコーヒー生活を始められる物はないかとベースコーヒーが考え、出した答えがこちらです! メリタ社のドリッパー ペーパーフィルター コーヒー豆(粉の状態で購入したもの) 以上です。 これだけ?と思うかもしれませんが、ご自宅にマグカップがあり、お湯が沸かせられればこれだけでコーヒーを淹れることができます! では、これらを使ってどのようにコーヒーを淹れるのかを見ていきましょう。 手順1・お湯を沸かす まずはやかんまたは湯沸かしポットでお湯を沸かしましょう。 コーヒー抽出に適しているお湯の温度は90〜95℃、沸騰したら加熱を止めて20〜30秒置き、落ち着いたくらいが適温です! 手順2・マグカップにドリッパーをセットする コーヒサーバーがない?問題ありません! マグカップに直接ドリッパーをセットしましょう。 洗い物も減るので一石二鳥です。 手順3・ペーパーフィルターと粉をセットする ペーパーフィルターをドリッパーにセットしましょう。 ペーパーフィルターをドリッパーと密着させるためにつなぎ目を互い違いに折ってからセットします。 コーヒー抽出において粉とお湯の分量はとても大切です。 抽出するコーヒーが一杯ならば10g、二杯ならば20gのコーヒー粉をセットします。 理想を言えば、しっかりと分量を計った方がいいですが、測るのが面倒という方は、メリタアロマフィルター1×2を購入するとついてくるスクープがすりきりで大体7gのコーヒー粉を計量できるので、コーヒーを一杯淹れる場合スクープで粉を1.5スクープ、コーヒーを二杯淹れる場合3スクープ入れるとちょうどいいでしょう。 手順4・蒸らす 少し湿る程度にお湯を全体に回しかけ、30秒間の蒸らしを行うことを忘れないようにしましょう! コーヒーの準備体操とも言える蒸らしはとてもたいせつです!...
お湯さえ沸かせられれば始められる!最小限のコーヒー生活
コーヒーを家で淹れる生活を始めてみたいけれど、どんな器具を揃えればいいのかわからない…調べてみても意外と必要なものが多い…だからなかなか始められない。こんな悩みを抱える方は結構いらっしゃると思います。 そんななかなかはじめの一歩がでない方の為に今回は、お湯さえ沸かせられればいい、最小限で始めるコーヒー生活をご紹介します! 最小限で始めるコーヒーの淹れ方 コーヒー生活を始めるにあたって、使うものを最小限に抑えた場合なにが必要か? 一つの案として、コーヒープレスがあります。淹れ方も簡単で、コーヒー豆の味わいをダイレクトに感じることができる優れものですが… コーヒーを飲み始めた方の中には、コーヒープレスで淹れた際に残りやすい、微粉が苦手という方が多いように感じられます。 また器具の洗浄や豆カスの処理が少々面倒という難点があり、気軽にコーヒーを始めてみたいという方にはあまりオススメできません…。 そこで、コーヒープレス以外で気軽にコーヒー生活を始められる物はないかとベースコーヒーが考え、出した答えがこちらです! メリタ社のドリッパー ペーパーフィルター コーヒー豆(粉の状態で購入したもの) 以上です。 これだけ?と思うかもしれませんが、ご自宅にマグカップがあり、お湯が沸かせられればこれだけでコーヒーを淹れることができます! では、これらを使ってどのようにコーヒーを淹れるのかを見ていきましょう。 手順1・お湯を沸かす まずはやかんまたは湯沸かしポットでお湯を沸かしましょう。 コーヒー抽出に適しているお湯の温度は90〜95℃、沸騰したら加熱を止めて20〜30秒置き、落ち着いたくらいが適温です! 手順2・マグカップにドリッパーをセットする コーヒサーバーがない?問題ありません! マグカップに直接ドリッパーをセットしましょう。 洗い物も減るので一石二鳥です。 手順3・ペーパーフィルターと粉をセットする ペーパーフィルターをドリッパーにセットしましょう。 ペーパーフィルターをドリッパーと密着させるためにつなぎ目を互い違いに折ってからセットします。 コーヒー抽出において粉とお湯の分量はとても大切です。 抽出するコーヒーが一杯ならば10g、二杯ならば20gのコーヒー粉をセットします。 理想を言えば、しっかりと分量を計った方がいいですが、測るのが面倒という方は、メリタアロマフィルター1×2を購入するとついてくるスクープがすりきりで大体7gのコーヒー粉を計量できるので、コーヒーを一杯淹れる場合スクープで粉を1.5スクープ、コーヒーを二杯淹れる場合3スクープ入れるとちょうどいいでしょう。 手順4・蒸らす 少し湿る程度にお湯を全体に回しかけ、30秒間の蒸らしを行うことを忘れないようにしましょう! コーヒーの準備体操とも言える蒸らしはとてもたいせつです!...

まーちんのコーヒーと映画:コーヒーが飲みたくなる映画『コーヒー&シガレッツ』
スタッフのまーちんです。 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第10弾、今回は見たらコーヒーが飲みたくなる率がダントツな映画から… ご紹介するのは、ジム・ジャームッシュ監督のオムニバス映画、『コーヒー&シガレッツ』 断片的に撮影されたコーヒー(時に紅茶)とたばこが必ず出てくる11の短編すべてが、独特な雰囲気を醸し出す映画です。 ほぼ常にコーヒーが登場するこの映画におけるコーヒーを見ていきましょう! シリーズ第9弾の『グリンチ』に関してのコラムはこちら→ まーちんのコーヒーと映画:『グリンチ』とモーニングコーヒー 『コーヒー&シガレッツ』のあらすじ 『コーヒー&シガレッツ』は2003年公開のアメリカ映画で、ジム・ジャームッシュ監督の11の短編から成るオムニバス映画です。 物語同士で、ところどころで同じセリフが出ていたり、似た状況が生まれていたりする場面がありますが直接的、具体的な繋がりがあるわけではなく、すべてが個別の物語になっています。 しかし11の物語すべてが、コーヒー(紅茶)を飲み、タバコを吸いながらゆったりと進む会話が中心に進行していきます。むしろコーヒーとタバコをたしなみながら会話をしているだけの映像が続く映画です。 劇的な展開があるわけでもなく、物語は単調なものですが、11の短編すべてが独特な雰囲気を持ち引き込まれる作品になっています。 ここではいくつかの簡単なあらすじを見ていきましょう。 「変な出会い」 一人の男ロベルトが、落ち着きのない様子で震えながらコーヒーを飲んでいる。 そこにもう一人の男スティーヴンが近づいてくる。ロベルトはスティーヴンとあいさつを交わす。 「よろしくスティーヴ。」『スティーヴンだ。』 「コーヒーをどうぞスティーブ。」『スティーヴンだ。』 そう言って2人はコーヒーを飲みタバコをふかす。 2人はその後も会話を交わす、「コーヒーを飲んでから寝ると猛スピードの夢が見られるんだ。」「私の母を知っていますか?」しかし2人の会話はどこかかみ合わない。 スティーヴンは歯医者の予約があり行かなくてはいけないが、歯医者嫌いなため彼は行きたくない。 そこにロベルトが「ボクはとっても暇なんだ。」というので、『じゃあオレの代わりに行くかい?』と提案するスティーヴン。 「いいのか?喜んでいくよ!ありがとうスティーヴ。」そういってロベルトは立ち去っていくのであった。 「双子」 男女がの双子がダイナーでコーヒーとタバコをたしなみくつろいでいる。 メンフィスに来たのはどっちのアイデアか…安いタバコは吸うな...そんなたわいもない小言をぶつけ口論していると、ウエイターがコーヒーのおかわりはどうかとやってくる。 双子は「いらない」と断るがウエイターはヒマだからと2人に絡んでくる、「ここ出身?」「双子なの?」...質問を流す双子にウエイターはとっておきのジョークを披露する。「地元の英雄エルヴィス・プレスリーには実は双子の兄がいて偶然出会った2人は途中で入れ替わっており、兄の方はやりたい放題だった。派手な白いスーツを着たり、ブクブクと太っていったりとしていったため、マネージャーが毒殺したんだ。」 というもの、それを聞いた双子は「エルヴィスは黒人の音楽をパクっていた」という話をしてウエイターを追っ払い、コーヒーで乾杯をする。 その後またしょうもないことで再び口論を始めるのであった…。 「ルネ」...
まーちんのコーヒーと映画:コーヒーが飲みたくなる映画『コーヒー&シガレッツ』
スタッフのまーちんです。 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第10弾、今回は見たらコーヒーが飲みたくなる率がダントツな映画から… ご紹介するのは、ジム・ジャームッシュ監督のオムニバス映画、『コーヒー&シガレッツ』 断片的に撮影されたコーヒー(時に紅茶)とたばこが必ず出てくる11の短編すべてが、独特な雰囲気を醸し出す映画です。 ほぼ常にコーヒーが登場するこの映画におけるコーヒーを見ていきましょう! シリーズ第9弾の『グリンチ』に関してのコラムはこちら→ まーちんのコーヒーと映画:『グリンチ』とモーニングコーヒー 『コーヒー&シガレッツ』のあらすじ 『コーヒー&シガレッツ』は2003年公開のアメリカ映画で、ジム・ジャームッシュ監督の11の短編から成るオムニバス映画です。 物語同士で、ところどころで同じセリフが出ていたり、似た状況が生まれていたりする場面がありますが直接的、具体的な繋がりがあるわけではなく、すべてが個別の物語になっています。 しかし11の物語すべてが、コーヒー(紅茶)を飲み、タバコを吸いながらゆったりと進む会話が中心に進行していきます。むしろコーヒーとタバコをたしなみながら会話をしているだけの映像が続く映画です。 劇的な展開があるわけでもなく、物語は単調なものですが、11の短編すべてが独特な雰囲気を持ち引き込まれる作品になっています。 ここではいくつかの簡単なあらすじを見ていきましょう。 「変な出会い」 一人の男ロベルトが、落ち着きのない様子で震えながらコーヒーを飲んでいる。 そこにもう一人の男スティーヴンが近づいてくる。ロベルトはスティーヴンとあいさつを交わす。 「よろしくスティーヴ。」『スティーヴンだ。』 「コーヒーをどうぞスティーブ。」『スティーヴンだ。』 そう言って2人はコーヒーを飲みタバコをふかす。 2人はその後も会話を交わす、「コーヒーを飲んでから寝ると猛スピードの夢が見られるんだ。」「私の母を知っていますか?」しかし2人の会話はどこかかみ合わない。 スティーヴンは歯医者の予約があり行かなくてはいけないが、歯医者嫌いなため彼は行きたくない。 そこにロベルトが「ボクはとっても暇なんだ。」というので、『じゃあオレの代わりに行くかい?』と提案するスティーヴン。 「いいのか?喜んでいくよ!ありがとうスティーヴ。」そういってロベルトは立ち去っていくのであった。 「双子」 男女がの双子がダイナーでコーヒーとタバコをたしなみくつろいでいる。 メンフィスに来たのはどっちのアイデアか…安いタバコは吸うな...そんなたわいもない小言をぶつけ口論していると、ウエイターがコーヒーのおかわりはどうかとやってくる。 双子は「いらない」と断るがウエイターはヒマだからと2人に絡んでくる、「ここ出身?」「双子なの?」...質問を流す双子にウエイターはとっておきのジョークを披露する。「地元の英雄エルヴィス・プレスリーには実は双子の兄がいて偶然出会った2人は途中で入れ替わっており、兄の方はやりたい放題だった。派手な白いスーツを着たり、ブクブクと太っていったりとしていったため、マネージャーが毒殺したんだ。」 というもの、それを聞いた双子は「エルヴィスは黒人の音楽をパクっていた」という話をしてウエイターを追っ払い、コーヒーで乾杯をする。 その後またしょうもないことで再び口論を始めるのであった…。 「ルネ」...

まーちんのコーヒーと映画:『グリンチ』とモーニングコーヒー
朝は弱いけれど、コーヒーを飲めば元気になるスタッフのまーちんです。 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第9弾、今回はシリーズ初となるアニメーション映画から… ご紹介するのは3DCGアニメーション映画を製作するイルミネーション社による『グリンチ』 アメリカの絵本、児童文学作家ドクター・スースの作品を原作とした、心温まるクリスマス映画です。 季節的に少し早いですが、子どもから大人まで楽しむことができるクリスマスの定番である、この映画に登場するコーヒーを見ていきましょう! シリーズ第8弾の『レナードの朝』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『レナードの朝』とコーヒーのリラックス効果 『グリンチ』のあらすじ 『グリンチ』はドクター・スースの有名な児童文学です。2000年にはジム・キャリー主演で実写映画化されている物語ですが、今回ご紹介するのは2018年に怪盗グルーやミニオンで知られているイルミネーション社によって製作されたアニメーション映画です。 そんな『グリンチ』のあらすじは... 舞台は村人みんながクリスマスが大好きで、楽し気にクリスマスの準備にいそしんでいるフーの村。 村が明るい雰囲気に包まれているのが気に入らないのが、ひねくれ者のグリンチ。 村近くの山に住む彼の静かな生活はクリスマスの雰囲気のせいで台無しに、それに加えて孤児院で育った彼はつらく孤独な思い出があるクリスマスが大嫌い。 ついに耐えきれなくなったグリンチは、愛犬マックスと共にクリスマスを盗み出す計画を立てるのであた... ...というもの。 2000年のジム・キャリーの熱演も素晴らしいですが、2018年版の少しやりすぎな表現や、どこか憎めないグリンチの愛らしさはアニメーションだからこそ。 英語版のベネディクト・カンバーバッチが演じるグリンチにはニヒルな雰囲気が、吹き替え版の大泉洋が演じるグリンチにはコミカルな雰囲気が加えられていて、どちらも少し違ったグリンチを楽しむことができるので、英語でも日本語でも楽しめます! 『グリンチ』でのコーヒー 作中でコーヒーが登場するのは、グリンチの一日の始まりを描くシーンでのことです。 目覚めから不機嫌なグリンチの一日の始まりは、忠犬マックスが淹れるコーヒーから始まります。 グリンチが合図を送るとマックスは彼のためにコーヒーを用意します。お湯を沸かし、豆を挽いてコーヒーを抽出し、ホットミルクでアートまで作ってくれる手の込みよう。 一方グリンチは、マックスが最後にコーヒーを持って来てくれるまでずっとベットの上。コーヒーを啜った後にようやく立ち上がり、しかめっ面のままシャワーを浴びたり着替えをしたりと支度を始めます。 この約3分の何気ないシーンで、グリンチの粗野な性格や、おいしいコーヒーを飲んだところで表情を緩めることのないひねくれている所がわかる、そしてアニメと言えど美味しそうなコーヒーを毎朝用意してもらえるグリンチがとても羨ましくなるそんなワンシーンです。 モーニングコーヒー グリンチの様にコーヒーで一日を始める方は多いのではないのかと思います。 起きたすぐ後にコーヒーを飲むことによって得られる効果には、一日を心地よく始められる良い物がある一方で気を付けなくてはいけないものもあります。 ここではモーニングコーヒーの効果に関してご紹介します。 コーヒーで朝が苦手な人も活発に コーヒーに含まれる主成分であるカフェインによって得られる効果には、覚醒・興奮作用があり、カフェインが中枢神経に作用し得られるこれらの作用は眠気覚ましにつながります。 また代謝促進の効果や血流をよくする効果もあるため体を動かしやすくしてくれる効果もあるのです。 カフェインが効き始めるまでには、平均して30分ほどの時間を要しますが効き始めてからは脳と体の両方を動かす手助けをしてくれます。...
まーちんのコーヒーと映画:『グリンチ』とモーニングコーヒー
朝は弱いけれど、コーヒーを飲めば元気になるスタッフのまーちんです。 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第9弾、今回はシリーズ初となるアニメーション映画から… ご紹介するのは3DCGアニメーション映画を製作するイルミネーション社による『グリンチ』 アメリカの絵本、児童文学作家ドクター・スースの作品を原作とした、心温まるクリスマス映画です。 季節的に少し早いですが、子どもから大人まで楽しむことができるクリスマスの定番である、この映画に登場するコーヒーを見ていきましょう! シリーズ第8弾の『レナードの朝』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『レナードの朝』とコーヒーのリラックス効果 『グリンチ』のあらすじ 『グリンチ』はドクター・スースの有名な児童文学です。2000年にはジム・キャリー主演で実写映画化されている物語ですが、今回ご紹介するのは2018年に怪盗グルーやミニオンで知られているイルミネーション社によって製作されたアニメーション映画です。 そんな『グリンチ』のあらすじは... 舞台は村人みんながクリスマスが大好きで、楽し気にクリスマスの準備にいそしんでいるフーの村。 村が明るい雰囲気に包まれているのが気に入らないのが、ひねくれ者のグリンチ。 村近くの山に住む彼の静かな生活はクリスマスの雰囲気のせいで台無しに、それに加えて孤児院で育った彼はつらく孤独な思い出があるクリスマスが大嫌い。 ついに耐えきれなくなったグリンチは、愛犬マックスと共にクリスマスを盗み出す計画を立てるのであた... ...というもの。 2000年のジム・キャリーの熱演も素晴らしいですが、2018年版の少しやりすぎな表現や、どこか憎めないグリンチの愛らしさはアニメーションだからこそ。 英語版のベネディクト・カンバーバッチが演じるグリンチにはニヒルな雰囲気が、吹き替え版の大泉洋が演じるグリンチにはコミカルな雰囲気が加えられていて、どちらも少し違ったグリンチを楽しむことができるので、英語でも日本語でも楽しめます! 『グリンチ』でのコーヒー 作中でコーヒーが登場するのは、グリンチの一日の始まりを描くシーンでのことです。 目覚めから不機嫌なグリンチの一日の始まりは、忠犬マックスが淹れるコーヒーから始まります。 グリンチが合図を送るとマックスは彼のためにコーヒーを用意します。お湯を沸かし、豆を挽いてコーヒーを抽出し、ホットミルクでアートまで作ってくれる手の込みよう。 一方グリンチは、マックスが最後にコーヒーを持って来てくれるまでずっとベットの上。コーヒーを啜った後にようやく立ち上がり、しかめっ面のままシャワーを浴びたり着替えをしたりと支度を始めます。 この約3分の何気ないシーンで、グリンチの粗野な性格や、おいしいコーヒーを飲んだところで表情を緩めることのないひねくれている所がわかる、そしてアニメと言えど美味しそうなコーヒーを毎朝用意してもらえるグリンチがとても羨ましくなるそんなワンシーンです。 モーニングコーヒー グリンチの様にコーヒーで一日を始める方は多いのではないのかと思います。 起きたすぐ後にコーヒーを飲むことによって得られる効果には、一日を心地よく始められる良い物がある一方で気を付けなくてはいけないものもあります。 ここではモーニングコーヒーの効果に関してご紹介します。 コーヒーで朝が苦手な人も活発に コーヒーに含まれる主成分であるカフェインによって得られる効果には、覚醒・興奮作用があり、カフェインが中枢神経に作用し得られるこれらの作用は眠気覚ましにつながります。 また代謝促進の効果や血流をよくする効果もあるため体を動かしやすくしてくれる効果もあるのです。 カフェインが効き始めるまでには、平均して30分ほどの時間を要しますが効き始めてからは脳と体の両方を動かす手助けをしてくれます。...

1+1が2以上になる、ブレンドコーヒーの素晴らしさ
お店でコーヒーを飲んだり、豆を購入する時よく「ブレンドコーヒー」という言葉を目にしませんか? ブレンドコーヒーとは複数の豆を混ぜ合わせてできたコーヒーのことです。 ではなぜコーヒー豆を混ぜ合わせるのか?混ぜ合わせることでどのような効果が得られるのか? 今回はコーヒーの奥深き錬金術、ブレンドに関してご紹介します! そもそもブレンドとは?その目的は? ブレンディングとは簡単に言ってしまえば、異なる産地のコーヒー豆を混ぜ合わせて一つのコーヒーとすることです。そうしてできたコーヒーのことをブレンドコーヒーと呼び、どのようなブレンドコーヒーを作り出すかというのは製作者の腕の見せ所と言えます。 異なる豆をブレンドする目的はいくつかあり、その一つに「単体では出すことのできない風味を作りだす」というものがあります。 複数豆を混ぜ合わせるブレンドコーヒーに対して、一つの産地で採れた豆を使うコーヒーをストレートコーヒーまたはシングルオリジンと呼びます。 それぞれの産地の特徴や風味を楽しむことができるのがストレートコーヒーですが、異なる風味を掛け合わせることで新たな味わいを生み出すことができるのが、ブレンドコーヒーなのです。 異なる豆を合わせることで単体では足りない部分を補ったり、それぞれの特徴を相乗効果で高めたり、ブレンドすることによってまた違った美味しさを生み出すことができるのです。 そしてもう一つの目的として、「品質を安定させる」というものがあります。 コーヒーは農作物です。そのため味わいや品質が全く同じものが安定して収穫されるということはまずあり得ません。 異なる豆を掛け合わせることで、バランスのとれた安定した味を作りだすことができるのもブレンドコーヒーならではの強みです。 ブレンドの方法とルール より複雑な味わいを作りだすことができるブレンドコーヒー、ただ混ぜ合わせるだけのように聞こえますが、そう簡単にはいかないのが奥深いところです。 ここではブレンドコーヒーができるまでを簡単にご紹介します。 ブレンドコーヒーを作成する上でまず重要になるのが、個々のコーヒーの特徴を理解するということです。 生産地や品種、焙煎度によって変化するコーヒーの味わいを理解せずにブレンドしてしまうと、異なる風味が喧嘩してしまいバランスが悪くなってしまったり、理想の味わいが作れなくなってしまいます。 そうならないために、ブレンドする前に個々の豆をしっかりと知り、理解しておく必要があるのです。 またブレンドする際に気を付けなくてはいけないのが、あまり多くの豆を混ぜすぎないということです。 ブレンドするコーヒーの種類が多すぎると、その分いろいろな風味が混ざり合ってしまい、味わいが安定しなくなってしまいます。そのためブレンドするのは2~3種類、多くても4種類くらいが一般的です。 同じ理由で、混ぜ合わせる豆の焙煎具合は基本的に同じもの、違う焙煎具合だとしても近い2種類におさえて、味を安定させます。 複数の豆を混ぜ合わせるブレンドコーヒーですが、混ぜ合わせるタイミングは2種類あり、生豆の状態から混ぜ合わせて一緒に焙煎する混ぜ方を「プレミックス」、別々に焙煎してから出来上がった豆を混ぜる方法を「アフターミックス」と呼び、それぞれ一度に焙煎できるため手間がかからなかったり、安定した焙煎ができれば豆の個性を引き出せたりといった長所があります。 自宅でプレミックスのブレンドコーヒーを作り出すというのはなかなか難しいですが、異なる産地の豆を購入して混ぜ合わせる、アフターミックスの方法で自分だけのブレンドコーヒーを作りだすというのは比較的簡単にできるので試してみてもいいかもしれませんね! ベースコーヒーのブレンドコーヒー ベースコーヒーにも豆の組み合わせや焙煎度が異なり、いろいろなシーンに合ったブレンドコーヒーが用意されています。 マイルドなベースブレンド 当店のメインブレンドである「ベースブレンド」はバランス的でどなたでも美味しく飲んでいただけるコーヒーです。 マイルドなほっこりした味わいに後味に残る甘味を楽しめるこのコーヒーは、日々のコーヒーブレイクや、お友達とのお茶の時間なんかにぴったりです。 ベースブレンドをご自宅で楽しみたい方はこちら...
1+1が2以上になる、ブレンドコーヒーの素晴らしさ
お店でコーヒーを飲んだり、豆を購入する時よく「ブレンドコーヒー」という言葉を目にしませんか? ブレンドコーヒーとは複数の豆を混ぜ合わせてできたコーヒーのことです。 ではなぜコーヒー豆を混ぜ合わせるのか?混ぜ合わせることでどのような効果が得られるのか? 今回はコーヒーの奥深き錬金術、ブレンドに関してご紹介します! そもそもブレンドとは?その目的は? ブレンディングとは簡単に言ってしまえば、異なる産地のコーヒー豆を混ぜ合わせて一つのコーヒーとすることです。そうしてできたコーヒーのことをブレンドコーヒーと呼び、どのようなブレンドコーヒーを作り出すかというのは製作者の腕の見せ所と言えます。 異なる豆をブレンドする目的はいくつかあり、その一つに「単体では出すことのできない風味を作りだす」というものがあります。 複数豆を混ぜ合わせるブレンドコーヒーに対して、一つの産地で採れた豆を使うコーヒーをストレートコーヒーまたはシングルオリジンと呼びます。 それぞれの産地の特徴や風味を楽しむことができるのがストレートコーヒーですが、異なる風味を掛け合わせることで新たな味わいを生み出すことができるのが、ブレンドコーヒーなのです。 異なる豆を合わせることで単体では足りない部分を補ったり、それぞれの特徴を相乗効果で高めたり、ブレンドすることによってまた違った美味しさを生み出すことができるのです。 そしてもう一つの目的として、「品質を安定させる」というものがあります。 コーヒーは農作物です。そのため味わいや品質が全く同じものが安定して収穫されるということはまずあり得ません。 異なる豆を掛け合わせることで、バランスのとれた安定した味を作りだすことができるのもブレンドコーヒーならではの強みです。 ブレンドの方法とルール より複雑な味わいを作りだすことができるブレンドコーヒー、ただ混ぜ合わせるだけのように聞こえますが、そう簡単にはいかないのが奥深いところです。 ここではブレンドコーヒーができるまでを簡単にご紹介します。 ブレンドコーヒーを作成する上でまず重要になるのが、個々のコーヒーの特徴を理解するということです。 生産地や品種、焙煎度によって変化するコーヒーの味わいを理解せずにブレンドしてしまうと、異なる風味が喧嘩してしまいバランスが悪くなってしまったり、理想の味わいが作れなくなってしまいます。 そうならないために、ブレンドする前に個々の豆をしっかりと知り、理解しておく必要があるのです。 またブレンドする際に気を付けなくてはいけないのが、あまり多くの豆を混ぜすぎないということです。 ブレンドするコーヒーの種類が多すぎると、その分いろいろな風味が混ざり合ってしまい、味わいが安定しなくなってしまいます。そのためブレンドするのは2~3種類、多くても4種類くらいが一般的です。 同じ理由で、混ぜ合わせる豆の焙煎具合は基本的に同じもの、違う焙煎具合だとしても近い2種類におさえて、味を安定させます。 複数の豆を混ぜ合わせるブレンドコーヒーですが、混ぜ合わせるタイミングは2種類あり、生豆の状態から混ぜ合わせて一緒に焙煎する混ぜ方を「プレミックス」、別々に焙煎してから出来上がった豆を混ぜる方法を「アフターミックス」と呼び、それぞれ一度に焙煎できるため手間がかからなかったり、安定した焙煎ができれば豆の個性を引き出せたりといった長所があります。 自宅でプレミックスのブレンドコーヒーを作り出すというのはなかなか難しいですが、異なる産地の豆を購入して混ぜ合わせる、アフターミックスの方法で自分だけのブレンドコーヒーを作りだすというのは比較的簡単にできるので試してみてもいいかもしれませんね! ベースコーヒーのブレンドコーヒー ベースコーヒーにも豆の組み合わせや焙煎度が異なり、いろいろなシーンに合ったブレンドコーヒーが用意されています。 マイルドなベースブレンド 当店のメインブレンドである「ベースブレンド」はバランス的でどなたでも美味しく飲んでいただけるコーヒーです。 マイルドなほっこりした味わいに後味に残る甘味を楽しめるこのコーヒーは、日々のコーヒーブレイクや、お友達とのお茶の時間なんかにぴったりです。 ベースブレンドをご自宅で楽しみたい方はこちら...

まーちんのコーヒーと映画:『レナードの朝』とコーヒーのリラックス効果
好きな俳優の英国人率高めなスタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第8弾、今回は実話をもとにしたとある映画から... ご紹介するのは、1990年公開のアメリカ映画『レナードの朝』 医師のオリバー・サックス著作の医療ノンフィクション作品”Awakenings”を原案に作られたこの映画作品は、現在はほとんど姿を消した脳炎の一つである嗜眠性脳炎に侵された患者たちと彼等を救おうと全力を尽くした医師の交流、そして束の間の奇跡の物語です。 ロバート・デニーロの演技に驚かされるこの作品において、コーヒーがどのように登場するのかを見ていきましょう! シリーズ第7弾の『コーヒーをめぐる冒険』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーをめぐる冒険』とドイツの風景 『レナードの朝』のあらすじ 『レナードの朝』(原題:Awakenings)は1990年にアメリカで公開された、ペニー・マーシャル監督のヒューマンドラマで、アカデミー賞にも3部門でノミネートされた作品です。 そんな『レナードの朝』のあらすじは... 舞台は1969年アメリカニューヨークのブロンクス。人付き合いが苦手な医師、マルコム・セイヤーは重度な神経難病や疾患を抱えた患者が多数入院する慢性神経病患者専門の病院に赴任することとなる。 臨床経験もほとんどなく、できることなら患者とは関わらず研究だけをしていたいセイヤー医師だがそうはいかず、手こずりながらも真剣に患者と向き合い仕事に取り組んでいた。 そんな日々を送る中セイヤーは、30年近くまるで抜け殻の様にただぼーっと何も反応を示していなかった患者に反射神経が残っていることに気づき、同じような症状の患者を集め様々な実験を行うようになる。 普段は微動だにしない患者たちは共通して、特定の音楽や行動といった刺激を与えると反応するということに気がついたセイヤーは更なる回復を目指して、パーキンソン病の新薬を彼らに投薬することを考える。 薬が高価ということなどの状況を鑑みて、一人の患者にのみ投薬を許されたセイヤーはもっとも重症な男性患者レナードに新薬を使うのであった。 始めはなかなか効果が出てこなかったが、ある夜ついに効果が現れレナードは自力で立ち上がり30年ぶりに目覚め、「みんな寝ているけれど、僕は起きている。」とセイヤーと言葉を交わすのであった。 他のスタッフの協力もありその後セイヤーはレナード以外の患者にも同じ薬を投薬し、期待通り全員永い眠りから目覚めさせることに成功する。レナードや他の患者たちは変わった世の中を見たり、できなかった恋をしたりと奇跡のような日々を過ごす。 しかしその奇跡も長くは続かないのであった... ...というもの。 他人を避けて生きてきたセイヤーがレナードたちとの関係を深めていくことで、生きていることのすばらしさや、家族や恋人や友人の大切さに気付かされるというとてもグッとくる作品です。 ロビン・ウイリアムズの優しい演技やロバート・デニーロの徐々に病気に蝕まれていく演技は圧巻です。 コーヒーが登場するのはチラッとだけではありますがどのように出ていたのかを見ていきましょう! 『レナードの朝』でのコーヒー 『レナードの朝』においてコーヒーはあまりフォーカスされる存在ではありませんが、会話の中や画面内に小さく登場し、人と人とのちょっとした隙間を埋める縁の下の力持ち的効果を発揮しています。 この作品内でコーヒーは、セイヤーとレナードが会話をするシーンで度々登場します。 目覚めたレナードとセイヤーは触れ合っていくうちに、患者と医師という関係から、友人関係や信頼関係を築いていきます。 セイヤーがレナードに対して経過確認を含めたカウンセリングを行う時や、人間関係に悩みを抱えるセイヤーにたいしてレナードが友人としてアドバイスをあげる時など、対話をする時2人はコーヒーを片手に穏やかな時間を過ごします。 話の合間合間にコーヒーを一口飲んだり、話を聞きながらコーヒーを啜ったり、ちょっとした間をコーヒーが埋めているのがわかるこれらのシーンからは、2人の関係が少しづつ縮まっていくのを感じることができます。 もう一つ「コーヒー」が登場するのは、人付き合いが苦手なセイヤー医師と、彼に寄り添い協力してくれる看護師のエレノアとの会話の中で... 抜け殻状態の患者たちはまだ回復の余地があることを病院に訴えるセイヤー医師は、他の医師たちから夢想家だと笑われてしまいますが、そんな彼に共感し実験を積極的に手伝ってくれたのがエレノアでした。 エレノアは赴任してきたばかりのセイヤーとの親交を深めようとします。そのきっかけにしようとするのがコーヒーでした。エレノアはセイヤーに「コーヒーでも飲みに行かない?」と誘いますが、人付き合いが苦手なセイヤーは断ってしまいます。...
まーちんのコーヒーと映画:『レナードの朝』とコーヒーのリラックス効果
好きな俳優の英国人率高めなスタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第8弾、今回は実話をもとにしたとある映画から... ご紹介するのは、1990年公開のアメリカ映画『レナードの朝』 医師のオリバー・サックス著作の医療ノンフィクション作品”Awakenings”を原案に作られたこの映画作品は、現在はほとんど姿を消した脳炎の一つである嗜眠性脳炎に侵された患者たちと彼等を救おうと全力を尽くした医師の交流、そして束の間の奇跡の物語です。 ロバート・デニーロの演技に驚かされるこの作品において、コーヒーがどのように登場するのかを見ていきましょう! シリーズ第7弾の『コーヒーをめぐる冒険』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーをめぐる冒険』とドイツの風景 『レナードの朝』のあらすじ 『レナードの朝』(原題:Awakenings)は1990年にアメリカで公開された、ペニー・マーシャル監督のヒューマンドラマで、アカデミー賞にも3部門でノミネートされた作品です。 そんな『レナードの朝』のあらすじは... 舞台は1969年アメリカニューヨークのブロンクス。人付き合いが苦手な医師、マルコム・セイヤーは重度な神経難病や疾患を抱えた患者が多数入院する慢性神経病患者専門の病院に赴任することとなる。 臨床経験もほとんどなく、できることなら患者とは関わらず研究だけをしていたいセイヤー医師だがそうはいかず、手こずりながらも真剣に患者と向き合い仕事に取り組んでいた。 そんな日々を送る中セイヤーは、30年近くまるで抜け殻の様にただぼーっと何も反応を示していなかった患者に反射神経が残っていることに気づき、同じような症状の患者を集め様々な実験を行うようになる。 普段は微動だにしない患者たちは共通して、特定の音楽や行動といった刺激を与えると反応するということに気がついたセイヤーは更なる回復を目指して、パーキンソン病の新薬を彼らに投薬することを考える。 薬が高価ということなどの状況を鑑みて、一人の患者にのみ投薬を許されたセイヤーはもっとも重症な男性患者レナードに新薬を使うのであった。 始めはなかなか効果が出てこなかったが、ある夜ついに効果が現れレナードは自力で立ち上がり30年ぶりに目覚め、「みんな寝ているけれど、僕は起きている。」とセイヤーと言葉を交わすのであった。 他のスタッフの協力もありその後セイヤーはレナード以外の患者にも同じ薬を投薬し、期待通り全員永い眠りから目覚めさせることに成功する。レナードや他の患者たちは変わった世の中を見たり、できなかった恋をしたりと奇跡のような日々を過ごす。 しかしその奇跡も長くは続かないのであった... ...というもの。 他人を避けて生きてきたセイヤーがレナードたちとの関係を深めていくことで、生きていることのすばらしさや、家族や恋人や友人の大切さに気付かされるというとてもグッとくる作品です。 ロビン・ウイリアムズの優しい演技やロバート・デニーロの徐々に病気に蝕まれていく演技は圧巻です。 コーヒーが登場するのはチラッとだけではありますがどのように出ていたのかを見ていきましょう! 『レナードの朝』でのコーヒー 『レナードの朝』においてコーヒーはあまりフォーカスされる存在ではありませんが、会話の中や画面内に小さく登場し、人と人とのちょっとした隙間を埋める縁の下の力持ち的効果を発揮しています。 この作品内でコーヒーは、セイヤーとレナードが会話をするシーンで度々登場します。 目覚めたレナードとセイヤーは触れ合っていくうちに、患者と医師という関係から、友人関係や信頼関係を築いていきます。 セイヤーがレナードに対して経過確認を含めたカウンセリングを行う時や、人間関係に悩みを抱えるセイヤーにたいしてレナードが友人としてアドバイスをあげる時など、対話をする時2人はコーヒーを片手に穏やかな時間を過ごします。 話の合間合間にコーヒーを一口飲んだり、話を聞きながらコーヒーを啜ったり、ちょっとした間をコーヒーが埋めているのがわかるこれらのシーンからは、2人の関係が少しづつ縮まっていくのを感じることができます。 もう一つ「コーヒー」が登場するのは、人付き合いが苦手なセイヤー医師と、彼に寄り添い協力してくれる看護師のエレノアとの会話の中で... 抜け殻状態の患者たちはまだ回復の余地があることを病院に訴えるセイヤー医師は、他の医師たちから夢想家だと笑われてしまいますが、そんな彼に共感し実験を積極的に手伝ってくれたのがエレノアでした。 エレノアは赴任してきたばかりのセイヤーとの親交を深めようとします。そのきっかけにしようとするのがコーヒーでした。エレノアはセイヤーに「コーヒーでも飲みに行かない?」と誘いますが、人付き合いが苦手なセイヤーは断ってしまいます。...

まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーをめぐる冒険』とドイツの風景
アイスコーヒーは浅煎り豆の水出しが結構好きな、スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第7弾、今回はドイツのとある映画から... ご紹介するのは2012年公開のドイツ映画、『コーヒーをめぐる冒険』です。 モノクロの映像にジャズのBGMが独特な空気感を生み出していて、いつの間にか頭の中にすっと印象を残していく不思議なものがあり、観終わってしばらくした後にじわじわといろいろなことを考えさせられる物語です。 タイトルからもわかるように、とても重要な存在である『コーヒーをめぐる冒険』のコーヒーに関してご紹介します。 シリーズ第6弾の『最高の人生の見つけ方』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『最高の人生の見つけ方』と動物コーヒー 『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじ 『コーヒーをめぐる冒険』(原題:Oh Boy)は2012年にドイツにて公開された、ヤン・オーレ・ゲルスター監督の初長編作品で、国内外で数々の賞を受賞した作品です。 そんな『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじは... 舞台はベルリン、二年前に大学を中退し、考えることだけをする気力のない毎日を生きる青年ニコは、ある朝恋人の部屋でコーヒーを飲み損ねたことを皮切りに、なかなかコーヒーを飲むことができないツイていない一日を送ることとなる。 運転適性診断ではカウンセラーと口論になり免停となってしまい、お金をおろそうとするとキャッシュカードはATMに吸い込まれてしまう。 自室には隣人が突然やってきて身の上の不幸と愚痴を聞かされ、街では昔いじめていた女の子に偶然出会い、彼女の知らなかった過去を聞かされる。 さらには、親からは大学を中退していたことがばれて支援を打ち切られ、別れ際にもらったお金とともにふらりと立ち寄ったバーではナチスドイツ時代を生き抜いた老人に絡まれてしまう。 ニコに訪れる、運に見放された出来事といろいろな人との出会い。人々が抱える悩みや苦しみに触れることで、意味のない日々を送っていたニコは少しながら、しかし確実に変わっていくのであった... ...というもの。 タイトルは『コーヒーをめぐる冒険』ですが、内容はコーヒーを目指して旅をするようなものではなく、とても複雑な人間模様を描いた作品です。 モノクロの映像とともにゆっくりと進んでいく物語は大きな事が起こらない単調なものに感じられるかもしれませんが、込められたメッセージはとても濃い映画、そしてなかなかコーヒーが飲めないニコを見ているうちにだんだんこっちもコーヒーが飲みたくなってしまう魔力があります! 『コーヒーをめぐる冒険』でのコーヒー 映画内ではとある決まったパターンがあります。それは主人公のニコがコーヒーを飲もうとすると何かしらの理由でなかなか飲むことができないというもの。 カフェに行ってもお金が足りなかったり、レストランで注文しようとしても「マシンが壊れている」と断られたり。 ケータリングのコーヒーをニコが飲もうとするとちょうど無くなっていたり、やっとコーヒーを注文できたと思いきや父親に「眠れなくなるから他のにしろ」と勝手に注文内容を変えられたり。 夜中にバーに行ってコーヒーを頼んでも「もうマシンをしめてしまった」とたどり着けず、自販機でコーヒーを飲もうとしても故障していたり... 物語の最後の最後にようやくコーヒーを飲むことができるニコなのですが、もうその時の彼は前半にただコーヒーを求めていた彼とはどこか違うのです。 彼がどう変化したかと感じるかは観る人それぞれだと思いますが、あなたがどう感じるかは観てのお楽しみということで! 割と渋い空気感が流れるこの作品ですが、なかなかコーヒーにたどり着けないニコの姿がどこかどこか可笑しくて、コーヒーを求めるシーンは少し空気が緩む、ちょっとしたブレイクのような効果があったなと思います。 ただコーヒーに込められたメッセージというのは、正直難しすぎて私にはわかりません...が、ニコが見いだせない人生の目標を暗喩しているのだろうか?とか、ニコが心を閉ざしていていた社会と再びつながりを持ったことを意味しているのだろうか?など、観終わった後にいろいろ考えるのがこの映画のひとつの鑑賞の仕方なのかなと思います。 ドイツのコーヒー生活 この映画では、あらゆる場面で主人公がコーヒーを求めるシーンを見ることができます。大きなエスプレッソマシンが置いてあるカフェや、賑わうレストラン、真夜中のバーでまで。 そんなシーンをたくさん出せるのも、ドイツが世界有数のコーヒー消費国だからです。 ドイツのコーヒー消費...
まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーをめぐる冒険』とドイツの風景
アイスコーヒーは浅煎り豆の水出しが結構好きな、スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第7弾、今回はドイツのとある映画から... ご紹介するのは2012年公開のドイツ映画、『コーヒーをめぐる冒険』です。 モノクロの映像にジャズのBGMが独特な空気感を生み出していて、いつの間にか頭の中にすっと印象を残していく不思議なものがあり、観終わってしばらくした後にじわじわといろいろなことを考えさせられる物語です。 タイトルからもわかるように、とても重要な存在である『コーヒーをめぐる冒険』のコーヒーに関してご紹介します。 シリーズ第6弾の『最高の人生の見つけ方』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『最高の人生の見つけ方』と動物コーヒー 『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじ 『コーヒーをめぐる冒険』(原題:Oh Boy)は2012年にドイツにて公開された、ヤン・オーレ・ゲルスター監督の初長編作品で、国内外で数々の賞を受賞した作品です。 そんな『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじは... 舞台はベルリン、二年前に大学を中退し、考えることだけをする気力のない毎日を生きる青年ニコは、ある朝恋人の部屋でコーヒーを飲み損ねたことを皮切りに、なかなかコーヒーを飲むことができないツイていない一日を送ることとなる。 運転適性診断ではカウンセラーと口論になり免停となってしまい、お金をおろそうとするとキャッシュカードはATMに吸い込まれてしまう。 自室には隣人が突然やってきて身の上の不幸と愚痴を聞かされ、街では昔いじめていた女の子に偶然出会い、彼女の知らなかった過去を聞かされる。 さらには、親からは大学を中退していたことがばれて支援を打ち切られ、別れ際にもらったお金とともにふらりと立ち寄ったバーではナチスドイツ時代を生き抜いた老人に絡まれてしまう。 ニコに訪れる、運に見放された出来事といろいろな人との出会い。人々が抱える悩みや苦しみに触れることで、意味のない日々を送っていたニコは少しながら、しかし確実に変わっていくのであった... ...というもの。 タイトルは『コーヒーをめぐる冒険』ですが、内容はコーヒーを目指して旅をするようなものではなく、とても複雑な人間模様を描いた作品です。 モノクロの映像とともにゆっくりと進んでいく物語は大きな事が起こらない単調なものに感じられるかもしれませんが、込められたメッセージはとても濃い映画、そしてなかなかコーヒーが飲めないニコを見ているうちにだんだんこっちもコーヒーが飲みたくなってしまう魔力があります! 『コーヒーをめぐる冒険』でのコーヒー 映画内ではとある決まったパターンがあります。それは主人公のニコがコーヒーを飲もうとすると何かしらの理由でなかなか飲むことができないというもの。 カフェに行ってもお金が足りなかったり、レストランで注文しようとしても「マシンが壊れている」と断られたり。 ケータリングのコーヒーをニコが飲もうとするとちょうど無くなっていたり、やっとコーヒーを注文できたと思いきや父親に「眠れなくなるから他のにしろ」と勝手に注文内容を変えられたり。 夜中にバーに行ってコーヒーを頼んでも「もうマシンをしめてしまった」とたどり着けず、自販機でコーヒーを飲もうとしても故障していたり... 物語の最後の最後にようやくコーヒーを飲むことができるニコなのですが、もうその時の彼は前半にただコーヒーを求めていた彼とはどこか違うのです。 彼がどう変化したかと感じるかは観る人それぞれだと思いますが、あなたがどう感じるかは観てのお楽しみということで! 割と渋い空気感が流れるこの作品ですが、なかなかコーヒーにたどり着けないニコの姿がどこかどこか可笑しくて、コーヒーを求めるシーンは少し空気が緩む、ちょっとしたブレイクのような効果があったなと思います。 ただコーヒーに込められたメッセージというのは、正直難しすぎて私にはわかりません...が、ニコが見いだせない人生の目標を暗喩しているのだろうか?とか、ニコが心を閉ざしていていた社会と再びつながりを持ったことを意味しているのだろうか?など、観終わった後にいろいろ考えるのがこの映画のひとつの鑑賞の仕方なのかなと思います。 ドイツのコーヒー生活 この映画では、あらゆる場面で主人公がコーヒーを求めるシーンを見ることができます。大きなエスプレッソマシンが置いてあるカフェや、賑わうレストラン、真夜中のバーでまで。 そんなシーンをたくさん出せるのも、ドイツが世界有数のコーヒー消費国だからです。 ドイツのコーヒー消費...