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ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?

ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?

コーヒー豆を購入していると「ウォッシュド」、「セミウォッシュド」や「ナチュラル」と書かれたものを見ることはありませんか? これらはすべて、コーヒーの種子を果実から取り出し「生豆」と呼ばれる状態にする精製処理方法を表したものです。 今回は、コーヒーがどのように精製されているのか、そして精製方法がコーヒーにどのような影響を与えるのかについて紹介します! 精製処理の工程 コーヒーの果実を生豆にするまでの加工工程である「精製」は、生産地ごとにさまざまな方法が取られています。その方法は主に... ウォッシュド セミウォッシュド ナチュラル の三つに分けることができます。 ではそれぞれの細かい精製過程を見ていきましょう。 ウォッシュド 水洗式とも呼ばれるこの方法は、その名の通りたくさんの水を使って果肉を洗い流します。 コーヒーはすっきりとクリアな味わいに仕上がり、豆の味を一番引き出す方法だとも言われています。 1機械での果肉除去 まず初めに、異物や未熟な豆などを取り除かれたコーヒーチェリーをパルパーと呼ばれる機械に送りあらかたの果肉を取り除きます。 この過程が終わると、豆にはミューシレージと呼ばれる、粘液が残った状態になるため次の工程でこのミューシレージを取り除きます。 2発酵による粘液除去 機械による果肉除去が終わった豆は水槽に送られ12~72時間ほど発酵による粘液の分解が行われます。 分解後は機械などで洗浄され粘液を完全に取り除きます。 この工程によってコーヒーに澄んだ香味が生まれるのがウォッシュドの特徴です。 3乾燥 パティオと呼ばれる広場や、高床式のアフリカンベット、ドラム式の乾燥機によって豆を一週間ほど乾燥させます。 ベースコーヒー従業員が以前訪れた、コスタリカのタラス地区の協同組合が運営している加工工場のパティオ コスタリカの農園「Sol Naciente」のアフリカンベッド コスタリカの有名コーヒー農家カルデロン一家の扱うドラム式乾燥機 パティオやアフリカンベットでは常に豆をかき混ぜなくてはいけません。 乾燥が終わると豆の他には少し硬い「パーチメント」と呼ばれる内果皮が残ります。このパーチメントを取り除けば生豆の完成です。 4脱穀 乾燥が終わると一度豆はパーチメントが残った状態で寝かせる必要があります。...

ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?

コーヒー豆を購入していると「ウォッシュド」、「セミウォッシュド」や「ナチュラル」と書かれたものを見ることはありませんか? これらはすべて、コーヒーの種子を果実から取り出し「生豆」と呼ばれる状態にする精製処理方法を表したものです。 今回は、コーヒーがどのように精製されているのか、そして精製方法がコーヒーにどのような影響を与えるのかについて紹介します! 精製処理の工程 コーヒーの果実を生豆にするまでの加工工程である「精製」は、生産地ごとにさまざまな方法が取られています。その方法は主に... ウォッシュド セミウォッシュド ナチュラル の三つに分けることができます。 ではそれぞれの細かい精製過程を見ていきましょう。 ウォッシュド 水洗式とも呼ばれるこの方法は、その名の通りたくさんの水を使って果肉を洗い流します。 コーヒーはすっきりとクリアな味わいに仕上がり、豆の味を一番引き出す方法だとも言われています。 1機械での果肉除去 まず初めに、異物や未熟な豆などを取り除かれたコーヒーチェリーをパルパーと呼ばれる機械に送りあらかたの果肉を取り除きます。 この過程が終わると、豆にはミューシレージと呼ばれる、粘液が残った状態になるため次の工程でこのミューシレージを取り除きます。 2発酵による粘液除去 機械による果肉除去が終わった豆は水槽に送られ12~72時間ほど発酵による粘液の分解が行われます。 分解後は機械などで洗浄され粘液を完全に取り除きます。 この工程によってコーヒーに澄んだ香味が生まれるのがウォッシュドの特徴です。 3乾燥 パティオと呼ばれる広場や、高床式のアフリカンベット、ドラム式の乾燥機によって豆を一週間ほど乾燥させます。 ベースコーヒー従業員が以前訪れた、コスタリカのタラス地区の協同組合が運営している加工工場のパティオ コスタリカの農園「Sol Naciente」のアフリカンベッド コスタリカの有名コーヒー農家カルデロン一家の扱うドラム式乾燥機 パティオやアフリカンベットでは常に豆をかき混ぜなくてはいけません。 乾燥が終わると豆の他には少し硬い「パーチメント」と呼ばれる内果皮が残ります。このパーチメントを取り除けば生豆の完成です。 4脱穀 乾燥が終わると一度豆はパーチメントが残った状態で寝かせる必要があります。...

コーヒーの向こう側

コーヒーの向こう側

普段何気なく飲んでいるコーヒー。では、みなさんはコーヒーがどのようにできているか知っていますか? 今回はコーヒーとはいったい何なのか、そしてどのようにできているのかについて紹介したいと思います。 そもそもコーヒーとは? 「コーヒー」と聞いてどのようなイメージを浮かべますか?おそらく、液体の物かこのような形の物でしょう… コーヒー豆と呼ばれるこの姿、豆と呼ばれますが、実のところこれは、コーヒーノキという常緑樹の種子、つまり種なのです。 コーヒーノキは年に一度実をつけます。ほとんどの品種が真っ赤に熟します。この実はサクランボに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれます。 この実の中にある種子を取り出して乾燥させ焙煎し先ほどの茶色のコーヒー豆になるのです。 コーヒーができる条件 「コーヒーは日本で栽培されていないのか?」という疑問を持ったことはありませんか? 「日本ではほとんど栽培できない」というのがその答えです。なぜならコーヒーを栽培するためには様々な要因が重要となるからです。 その要因とは主に三つ... 気温 日照 降雨量 コーヒーは南北緯25度内、俗にいうコーヒベルトにある熱帯地域にて主に栽培されます。 このコーヒーベルト内で栽培されているのはこれらの要因を満たす地域だからです。 気温 コーヒーノキの栽培には22℃程度が適しています。 この気温が難しいところで、気温が高すぎると早熟、収穫過多、樹の衰えや病気につながり、気温が低すぎると生育の遅れ、収穫量の低下につながってしまいます。 また一定の寒暖差がないと実のしまりが悪くなり風味の低下につながってしまいます。そのために気温が高すぎず低すぎず、一日を通して一定の寒暖差のある標高1000m~2000mが適しています。 中南米ではコーヒーの品質基準に標高を用いており、高ければ高いほど高品質とされている地域もあります。 日照 コーヒーには一定の日照量が必要です。 しかし直射日光に弱いため、直射日光が当たらないよう山の東側の傾斜によく植えられます。その他の場所では、日よけのための「シェードツリー」と呼ばれる樹高の高い樹をコーヒーと一緒に植えることが多いです、ただし午後に雲が発生しやすい一部の地域ではシェードツリーを必要としない例もあります。 降雨量 コーヒーの栽培には年間1200~1600㎜の降水量が必要とされ、コーヒー豆が肥大化する時期に雨が十分に降らないと、収穫の低下につながってしまいます。 基本的にコーヒー生産地の熱帯の国々には乾季と雨季があり、雨季の始まりに降る雨、ブロッサムシャワーの刺激により、コーヒーノキはジャスミンを思わせる香りを放つ花を咲かせ、その後実がなります。 日本ではこれらの要因、特に「気温」と「降雨量」の条件を満たすことができないためほとんどコーヒーは栽培できません。 ただ、北回帰線に近い沖縄の一部の地域ではコーヒー栽培に試みている地域があります。 もしかしたら今後、日本産のコーヒーが簡単に飲める日が来るかもしれませんね。...

コーヒーの向こう側

普段何気なく飲んでいるコーヒー。では、みなさんはコーヒーがどのようにできているか知っていますか? 今回はコーヒーとはいったい何なのか、そしてどのようにできているのかについて紹介したいと思います。 そもそもコーヒーとは? 「コーヒー」と聞いてどのようなイメージを浮かべますか?おそらく、液体の物かこのような形の物でしょう… コーヒー豆と呼ばれるこの姿、豆と呼ばれますが、実のところこれは、コーヒーノキという常緑樹の種子、つまり種なのです。 コーヒーノキは年に一度実をつけます。ほとんどの品種が真っ赤に熟します。この実はサクランボに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれます。 この実の中にある種子を取り出して乾燥させ焙煎し先ほどの茶色のコーヒー豆になるのです。 コーヒーができる条件 「コーヒーは日本で栽培されていないのか?」という疑問を持ったことはありませんか? 「日本ではほとんど栽培できない」というのがその答えです。なぜならコーヒーを栽培するためには様々な要因が重要となるからです。 その要因とは主に三つ... 気温 日照 降雨量 コーヒーは南北緯25度内、俗にいうコーヒベルトにある熱帯地域にて主に栽培されます。 このコーヒーベルト内で栽培されているのはこれらの要因を満たす地域だからです。 気温 コーヒーノキの栽培には22℃程度が適しています。 この気温が難しいところで、気温が高すぎると早熟、収穫過多、樹の衰えや病気につながり、気温が低すぎると生育の遅れ、収穫量の低下につながってしまいます。 また一定の寒暖差がないと実のしまりが悪くなり風味の低下につながってしまいます。そのために気温が高すぎず低すぎず、一日を通して一定の寒暖差のある標高1000m~2000mが適しています。 中南米ではコーヒーの品質基準に標高を用いており、高ければ高いほど高品質とされている地域もあります。 日照 コーヒーには一定の日照量が必要です。 しかし直射日光に弱いため、直射日光が当たらないよう山の東側の傾斜によく植えられます。その他の場所では、日よけのための「シェードツリー」と呼ばれる樹高の高い樹をコーヒーと一緒に植えることが多いです、ただし午後に雲が発生しやすい一部の地域ではシェードツリーを必要としない例もあります。 降雨量 コーヒーの栽培には年間1200~1600㎜の降水量が必要とされ、コーヒー豆が肥大化する時期に雨が十分に降らないと、収穫の低下につながってしまいます。 基本的にコーヒー生産地の熱帯の国々には乾季と雨季があり、雨季の始まりに降る雨、ブロッサムシャワーの刺激により、コーヒーノキはジャスミンを思わせる香りを放つ花を咲かせ、その後実がなります。 日本ではこれらの要因、特に「気温」と「降雨量」の条件を満たすことができないためほとんどコーヒーは栽培できません。 ただ、北回帰線に近い沖縄の一部の地域ではコーヒー栽培に試みている地域があります。 もしかしたら今後、日本産のコーヒーが簡単に飲める日が来るかもしれませんね。...

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:アメリカンプレス編

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:アメリカンプレス編

コーヒー本来の味は引き出せるけど後始末が大変なフレンチプレス。一方で後始末は簡単だけれど、コーヒーオイルまでも取ってしまうペーパードリップ... 味か手軽さか、どちらを取るか決めきれないそんなあなたへおススメなのが、いいとこどりの大発明『AMERICAN PRESS(アメリカンプレス)』です! 今回はベースコーヒーでも取り扱っているアメリカンプレスの魅力に迫りたいと思います。 アメリカンプレス、商品ページはこちら! 何がすごい?アメリカンプレスとは? 一見フレンチプレスのようなアメリカンプレスは、とある大学院生の「フレンチプレスの豆カス問題」をどうにかしたいという思いから始まり、クラウドファンディングなどさまざまな支援を受け試行錯誤の末、生まれた新たなコーヒー器具です 見た目もカッコイイこの器具にはさまざまなアイデア、技術が詰め込まれています! 手入れが簡単なプランジャー式ポッド アメリカンプレスの一番の特徴とも言える、豆を入れるためのポッド。豆カスの後始末が簡単で手洗いも簡単にできます。 フレンチプレス×エスプレッソマシン=アメリカンプレス アメリカンプレスはプランジャー式ポッドが押し下げられる際にエスプレッソマシンのようにポッド内のコーヒーに圧力がかかるように設計されていて、短時間でコーヒーを淹れることが可能となります。 微粉が入り込みにくい二層フィルター フィルターが一枚なフレンチプレスと違い、アメリカンプレスにはポッドの上下のフィルター二層構造となっています。そのため微粉をより防ぐことが可能になっています。 熱くなりすぎない容器 アメリカンプレスには取っ手がありません、そのため注ぐ際には容器ごともつのですが、この容器部分に厚みがあり問題なく持てるようになっています。 垂れない注ぎ口 注ぎ口は水滴が落ちないように作られており、机や器具を汚すことなくコーヒーを楽しめるようになっています。大変注ぎやすく、本体ごと持っていることもあり微妙な調整がしやすいです。 これらの他にも、よりおいしく、より使いやすくするための工夫が凝らされています。 実際に手に取ってみると細かい部分にさまざまな仕掛けが施されているのがわかるため、どこかで見かけた際にはぜひ手に取ってよく見てみてください。 ベースコーヒー式アメリカンプレスの使い方 技術が詰まったアメリカンプレスを用いた淹れ方は意外と簡単! コーヒーをセットする➡お湯を注ぐ➡ポッドを入れ蒸らす➡ポッドをおろす 全体を通して強い力や細かい技術が必要なことはほとんどないため誰でも淹れられるアメリカンプレスの使い方を見てみましょう。 必要な物 アメリカンプレス コーヒー粉(中挽きのもの) お湯 手順1・コーヒーのセット ポッド内にコーヒー粉をセットします。...

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:アメリカンプレス編

コーヒー本来の味は引き出せるけど後始末が大変なフレンチプレス。一方で後始末は簡単だけれど、コーヒーオイルまでも取ってしまうペーパードリップ... 味か手軽さか、どちらを取るか決めきれないそんなあなたへおススメなのが、いいとこどりの大発明『AMERICAN PRESS(アメリカンプレス)』です! 今回はベースコーヒーでも取り扱っているアメリカンプレスの魅力に迫りたいと思います。 アメリカンプレス、商品ページはこちら! 何がすごい?アメリカンプレスとは? 一見フレンチプレスのようなアメリカンプレスは、とある大学院生の「フレンチプレスの豆カス問題」をどうにかしたいという思いから始まり、クラウドファンディングなどさまざまな支援を受け試行錯誤の末、生まれた新たなコーヒー器具です 見た目もカッコイイこの器具にはさまざまなアイデア、技術が詰め込まれています! 手入れが簡単なプランジャー式ポッド アメリカンプレスの一番の特徴とも言える、豆を入れるためのポッド。豆カスの後始末が簡単で手洗いも簡単にできます。 フレンチプレス×エスプレッソマシン=アメリカンプレス アメリカンプレスはプランジャー式ポッドが押し下げられる際にエスプレッソマシンのようにポッド内のコーヒーに圧力がかかるように設計されていて、短時間でコーヒーを淹れることが可能となります。 微粉が入り込みにくい二層フィルター フィルターが一枚なフレンチプレスと違い、アメリカンプレスにはポッドの上下のフィルター二層構造となっています。そのため微粉をより防ぐことが可能になっています。 熱くなりすぎない容器 アメリカンプレスには取っ手がありません、そのため注ぐ際には容器ごともつのですが、この容器部分に厚みがあり問題なく持てるようになっています。 垂れない注ぎ口 注ぎ口は水滴が落ちないように作られており、机や器具を汚すことなくコーヒーを楽しめるようになっています。大変注ぎやすく、本体ごと持っていることもあり微妙な調整がしやすいです。 これらの他にも、よりおいしく、より使いやすくするための工夫が凝らされています。 実際に手に取ってみると細かい部分にさまざまな仕掛けが施されているのがわかるため、どこかで見かけた際にはぜひ手に取ってよく見てみてください。 ベースコーヒー式アメリカンプレスの使い方 技術が詰まったアメリカンプレスを用いた淹れ方は意外と簡単! コーヒーをセットする➡お湯を注ぐ➡ポッドを入れ蒸らす➡ポッドをおろす 全体を通して強い力や細かい技術が必要なことはほとんどないため誰でも淹れられるアメリカンプレスの使い方を見てみましょう。 必要な物 アメリカンプレス コーヒー粉(中挽きのもの) お湯 手順1・コーヒーのセット ポッド内にコーヒー粉をセットします。...

ハンドドリップ

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:ペーパードリップ編

「コーヒーを淹れる」と聞くと多くの人がこんな風景を想像するのではないでしょうか... ドリッパ―と呼ばれる器具とフィルターを用いて上からお湯を注ぎコーヒーを抽出していく、コーヒーを淹れるうえで最も手軽な方法のひとつ、「ペーパードリップ」です。 スタイリッシュにお湯を注ぐ姿が印象的なこの作業。一見シンプルですが、実はとっても奥深いのです。同じレシピで淹れても、ドリッパ―の種類やお湯の注ぎ方でコーヒーの味わいは大きく変わっていきます。 ドリッパーによって淹れ方にもそれぞれポイントがありますが、今回は共通しているペーパードリップの基本的な点と、ベースコーヒー式ペーパードリップの方法を紹介します。 ベースコーヒー式ペーパードリップの使い方とポイント ペーパードリップの淹れ方は... フィルターと豆をセットする➡お湯を少量注ぎ蒸らす➡さらにお湯を注ぎ抽出する の三工程に分かれます。 ペーパードリップに必要な物 コーヒー豆(中挽き) お湯(90~95℃) ドリッパー フィルター ケトル(注ぎ口が細い物) 手順1・フィルターと豆をセットする フィルターをドリッパーにセットします。この際にフィルターのつなぎ目を折る(台形のものは互い違いに)ことを忘れないようにしましょう。こうすることでフィルターとドリッパーをしっかりと密着させることができます。密着させることでフィルターが安定し、またお湯が、正しい通り道であるドリッパーに刻まれた溝を通ることができるようになります。 フィルターをセットしたらそこに挽いた豆を入れ、軽くゆすって表面をならしましょう。 手順2・蒸らし コーヒーを美味しく淹れるためには準備段階である『蒸らし』が重要です。 お湯を少量入れ、全体的に豆を湿らせましょう。 『蒸らし』を行うことで、コーヒーの粒子が膨らみ、抽出時にコーヒーのエキスがしっかりと出るようになります。 ベースコーヒーでは、14.5gのコーヒーに対して30秒、25gに50秒の蒸らしの時間を設けています。 手順3・抽出する 蒸らしが終わればいよいよ抽出です。 真ん中をめがけて500円玉程度の円を「の」の字を描くようにお湯をゆっくりと注ぎます。 お湯の量は、14.5gのコーヒーに対して『蒸らし』に注いだ分も含めて235mlになるようにお湯を注ぎます。25gに対しては450mlになるようにお湯を注ぎます。 ドリッパーによってはお湯を数回に分けて注ぐものもありますが、ベースコーヒーでも用いてる「メリタ社」の物は一定のスピードでお湯が落ちていくため、一度にゆっくりと必要量注げばあとは待つだけなので、初めての方にもおすすめです! 手順4・カップに注ぐ 14.5gの豆に対し200mlのコーヒー液を、25gに対し400mlのコーヒーが抽出できたら終了の合図です。ドリッパーを外します。 コーヒーが抽出し終わったら、まず軽く混ぜましょう。抽出仕立てのコーヒーはコーヒー成分の濃淡があるため混ぜて整えることが大切です。...

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:ペーパードリップ編

「コーヒーを淹れる」と聞くと多くの人がこんな風景を想像するのではないでしょうか... ドリッパ―と呼ばれる器具とフィルターを用いて上からお湯を注ぎコーヒーを抽出していく、コーヒーを淹れるうえで最も手軽な方法のひとつ、「ペーパードリップ」です。 スタイリッシュにお湯を注ぐ姿が印象的なこの作業。一見シンプルですが、実はとっても奥深いのです。同じレシピで淹れても、ドリッパ―の種類やお湯の注ぎ方でコーヒーの味わいは大きく変わっていきます。 ドリッパーによって淹れ方にもそれぞれポイントがありますが、今回は共通しているペーパードリップの基本的な点と、ベースコーヒー式ペーパードリップの方法を紹介します。 ベースコーヒー式ペーパードリップの使い方とポイント ペーパードリップの淹れ方は... フィルターと豆をセットする➡お湯を少量注ぎ蒸らす➡さらにお湯を注ぎ抽出する の三工程に分かれます。 ペーパードリップに必要な物 コーヒー豆(中挽き) お湯(90~95℃) ドリッパー フィルター ケトル(注ぎ口が細い物) 手順1・フィルターと豆をセットする フィルターをドリッパーにセットします。この際にフィルターのつなぎ目を折る(台形のものは互い違いに)ことを忘れないようにしましょう。こうすることでフィルターとドリッパーをしっかりと密着させることができます。密着させることでフィルターが安定し、またお湯が、正しい通り道であるドリッパーに刻まれた溝を通ることができるようになります。 フィルターをセットしたらそこに挽いた豆を入れ、軽くゆすって表面をならしましょう。 手順2・蒸らし コーヒーを美味しく淹れるためには準備段階である『蒸らし』が重要です。 お湯を少量入れ、全体的に豆を湿らせましょう。 『蒸らし』を行うことで、コーヒーの粒子が膨らみ、抽出時にコーヒーのエキスがしっかりと出るようになります。 ベースコーヒーでは、14.5gのコーヒーに対して30秒、25gに50秒の蒸らしの時間を設けています。 手順3・抽出する 蒸らしが終わればいよいよ抽出です。 真ん中をめがけて500円玉程度の円を「の」の字を描くようにお湯をゆっくりと注ぎます。 お湯の量は、14.5gのコーヒーに対して『蒸らし』に注いだ分も含めて235mlになるようにお湯を注ぎます。25gに対しては450mlになるようにお湯を注ぎます。 ドリッパーによってはお湯を数回に分けて注ぐものもありますが、ベースコーヒーでも用いてる「メリタ社」の物は一定のスピードでお湯が落ちていくため、一度にゆっくりと必要量注げばあとは待つだけなので、初めての方にもおすすめです! 手順4・カップに注ぐ 14.5gの豆に対し200mlのコーヒー液を、25gに対し400mlのコーヒーが抽出できたら終了の合図です。ドリッパーを外します。 コーヒーが抽出し終わったら、まず軽く混ぜましょう。抽出仕立てのコーヒーはコーヒー成分の濃淡があるため混ぜて整えることが大切です。...

コーヒーの焙煎:カッピングについて

コーヒーの焙煎:カッピングについて

コーヒーの味わいに大きく影響する焙煎という作業。 今回は、焙煎した後の品質チェック(カッピング)についてフォーカスして説明していきたいと思います。 カッピングとは BASE COFFEEでは、カッピングを「コーヒーを評価するために使う世界共通言語のツール」と捉えています。 簡単に説明するとコーヒーの味をテイスティングして、そのコーヒーにはどんな風味や酸味が含まれていて、どんな要素で構成されているかを見極めるために行います。 またカッピングとは、コーヒーの抽出方法が統一されていて、誰が抽出しても、同じ条件になるように抽出することが出来ます。ペーパードリップ等でコーヒーを抽出すると、淹れる人によって、抽出される成分が若干変化してきてしまいますので、カッピングという浸漬方式で抽出したコーヒーで味わいをテストするのです。 カッピングの手順はいたって簡単です。 カッピングボウル(カップ)にコーヒー粉をセット ▶ お湯を注ぐ ▶ 4分待つ ▶ 攪拌 ▶ 上澄みを取る ▶ カッピングスプーンでテイスティング 抽出は、コーヒープレスと全く同じ方式です。 コーヒーの味わいをもっと楽しみたい方にコーヒープレスがおすすめなのは、カッピングと同じく、コーヒーの味がダイレクトに分かるからなのです。 カッピングの意義 カッピングは様々な場面で活用されていますが、その場面、場面で全く異なる評価基準を持って臨まなければなりません。 生産国での品質チェック 基本的にカッピングは生産国での格付けの際に用いられる手法です。 評価シートを用いて、決まった項目の味わい(酸質、甘味等)を評価します。 そしてその評価(点数を付けます)に基づき、そのコーヒーを格付けし、売買の際の値決めに役立てます。 また、コーヒー豆を買い付ける際でも同じようにカッピングを用いてコーヒーを評価し、購入側の判断基準として用います。判断基準は購入側の好みも含まれるので、ここでは 《評価シートを用いた点数基準》 + 《購入側の好み》 が判断基準となります。...

コーヒーの焙煎:カッピングについて

コーヒーの味わいに大きく影響する焙煎という作業。 今回は、焙煎した後の品質チェック(カッピング)についてフォーカスして説明していきたいと思います。 カッピングとは BASE COFFEEでは、カッピングを「コーヒーを評価するために使う世界共通言語のツール」と捉えています。 簡単に説明するとコーヒーの味をテイスティングして、そのコーヒーにはどんな風味や酸味が含まれていて、どんな要素で構成されているかを見極めるために行います。 またカッピングとは、コーヒーの抽出方法が統一されていて、誰が抽出しても、同じ条件になるように抽出することが出来ます。ペーパードリップ等でコーヒーを抽出すると、淹れる人によって、抽出される成分が若干変化してきてしまいますので、カッピングという浸漬方式で抽出したコーヒーで味わいをテストするのです。 カッピングの手順はいたって簡単です。 カッピングボウル(カップ)にコーヒー粉をセット ▶ お湯を注ぐ ▶ 4分待つ ▶ 攪拌 ▶ 上澄みを取る ▶ カッピングスプーンでテイスティング 抽出は、コーヒープレスと全く同じ方式です。 コーヒーの味わいをもっと楽しみたい方にコーヒープレスがおすすめなのは、カッピングと同じく、コーヒーの味がダイレクトに分かるからなのです。 カッピングの意義 カッピングは様々な場面で活用されていますが、その場面、場面で全く異なる評価基準を持って臨まなければなりません。 生産国での品質チェック 基本的にカッピングは生産国での格付けの際に用いられる手法です。 評価シートを用いて、決まった項目の味わい(酸質、甘味等)を評価します。 そしてその評価(点数を付けます)に基づき、そのコーヒーを格付けし、売買の際の値決めに役立てます。 また、コーヒー豆を買い付ける際でも同じようにカッピングを用いてコーヒーを評価し、購入側の判断基準として用います。判断基準は購入側の好みも含まれるので、ここでは 《評価シートを用いた点数基準》 + 《購入側の好み》 が判断基準となります。...

ベースコーヒー店内

コーヒー豆の保存について

コーヒー豆の保存方法によって、コーヒー豆の鮮度は大きく変化し、鮮度はコーヒーの味わいに大きく影響を与えます。 そんなコーヒー豆の保存や鮮度について触れていきたいと思います。 コーヒー豆の鮮度とは 保存について知る前に、コーヒーの鮮度について説明していきたいと思います。 さっそくですが、鮮度について質問です。 「コーヒー豆(粉)の見た目で鮮度を判断できると思いますか?」 答えは、「No」です。 鮮度の良いコーヒーは、コーヒーの抽出の際(コーヒー粉がお湯に触れた際)に、コーヒー粉がぷくーと膨らむかどうかで判断できます。 コーヒー豆(粉)の見た目は、1年、2年と経っても購入当時の色のままで何ら見た目は変わりません。 見た目が変わらないため、「鮮度」というキーワードを気にすることがあまりなかったのではないでしょうか。 野菜は数日経つと、見た目から変化してきますので、「もうそろそろ食べきらないと危ないな」と感じます。もちろん、野菜などの生鮮食品を腐らせた状態で食べることは出来ませんので、コーヒーとは若干の違いはあるものの、鮮度が良い状態で食べる、飲むことが重要なのは明らかです。 この鮮度は、コーヒーの味わいに大きく影響します。 鮮度の良し悪しで、大きく味わいに影響するのは「香り」です。 「香り」の少ないコーヒーを美味しいと感じる方は少ないと予想します。やはり香りも一緒に楽しむのがコーヒーの醍醐味。そこは外せませんね。 そして、鮮度の良いコーヒーとは、「焙煎された日」に近いものです。 鮮度の良いコーヒーを鮮度の良い状態で保存し続けることが重要になります。 おすすめの保存方法 コーヒーの鮮度を全く落とさずに保管することは不可能です。 どうしても鮮度は落ちていきますが、劣化のスピードを緩めることは可能です。 保存方法でおすすめなのは、空気に触れないように、15℃以下で保存することです。 具体的には、 豆のままで保存する場合 コーヒー専用袋で常温保管(冷暗所)or 冷蔵庫保管 粉で保存する場合 コーヒー専用袋で冷凍庫保管 密閉瓶等で保管する場合は、コーヒー豆量が減ってきた場合に、空気も一緒に閉じ込めることになりますので、常温での保管をおすすめします。夏場などは気温が上がってしまうので、低温保管できる場所にて保管すると良いと思います。冷蔵庫保管してしまうと湿気が発生しますので、おすすめしません。 コーヒー豆で保管する場合でも、なるべく1カ月以内で飲み切れる量を購入し、常に鮮度の良いコーヒーを楽しむようにすることが鮮度をキープする秘訣です。 1カ月以上の保管には、冷凍庫保管が向いています。 必ずコーヒー専用袋に入れて、空気を抜き保管して下さいね。...

コーヒー豆の保存について

コーヒー豆の保存方法によって、コーヒー豆の鮮度は大きく変化し、鮮度はコーヒーの味わいに大きく影響を与えます。 そんなコーヒー豆の保存や鮮度について触れていきたいと思います。 コーヒー豆の鮮度とは 保存について知る前に、コーヒーの鮮度について説明していきたいと思います。 さっそくですが、鮮度について質問です。 「コーヒー豆(粉)の見た目で鮮度を判断できると思いますか?」 答えは、「No」です。 鮮度の良いコーヒーは、コーヒーの抽出の際(コーヒー粉がお湯に触れた際)に、コーヒー粉がぷくーと膨らむかどうかで判断できます。 コーヒー豆(粉)の見た目は、1年、2年と経っても購入当時の色のままで何ら見た目は変わりません。 見た目が変わらないため、「鮮度」というキーワードを気にすることがあまりなかったのではないでしょうか。 野菜は数日経つと、見た目から変化してきますので、「もうそろそろ食べきらないと危ないな」と感じます。もちろん、野菜などの生鮮食品を腐らせた状態で食べることは出来ませんので、コーヒーとは若干の違いはあるものの、鮮度が良い状態で食べる、飲むことが重要なのは明らかです。 この鮮度は、コーヒーの味わいに大きく影響します。 鮮度の良し悪しで、大きく味わいに影響するのは「香り」です。 「香り」の少ないコーヒーを美味しいと感じる方は少ないと予想します。やはり香りも一緒に楽しむのがコーヒーの醍醐味。そこは外せませんね。 そして、鮮度の良いコーヒーとは、「焙煎された日」に近いものです。 鮮度の良いコーヒーを鮮度の良い状態で保存し続けることが重要になります。 おすすめの保存方法 コーヒーの鮮度を全く落とさずに保管することは不可能です。 どうしても鮮度は落ちていきますが、劣化のスピードを緩めることは可能です。 保存方法でおすすめなのは、空気に触れないように、15℃以下で保存することです。 具体的には、 豆のままで保存する場合 コーヒー専用袋で常温保管(冷暗所)or 冷蔵庫保管 粉で保存する場合 コーヒー専用袋で冷凍庫保管 密閉瓶等で保管する場合は、コーヒー豆量が減ってきた場合に、空気も一緒に閉じ込めることになりますので、常温での保管をおすすめします。夏場などは気温が上がってしまうので、低温保管できる場所にて保管すると良いと思います。冷蔵庫保管してしまうと湿気が発生しますので、おすすめしません。 コーヒー豆で保管する場合でも、なるべく1カ月以内で飲み切れる量を購入し、常に鮮度の良いコーヒーを楽しむようにすることが鮮度をキープする秘訣です。 1カ月以上の保管には、冷凍庫保管が向いています。 必ずコーヒー専用袋に入れて、空気を抜き保管して下さいね。...