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まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーをめぐる冒険』とドイツの風景
アイスコーヒーは浅煎り豆の水出しが結構好きな、スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第7弾、今回はドイツのとある映画から... ご紹介するのは2012年公開のドイツ映画、『コーヒーをめぐる冒険』です。 モノクロの映像にジャズのBGMが独特な空気感を生み出していて、いつの間にか頭の中にすっと印象を残していく不思議なものがあり、観終わってしばらくした後にじわじわといろいろなことを考えさせられる物語です。 タイトルからもわかるように、とても重要な存在である『コーヒーをめぐる冒険』のコーヒーに関してご紹介します。 シリーズ第6弾の『最高の人生の見つけ方』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『最高の人生の見つけ方』と動物コーヒー 『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじ 『コーヒーをめぐる冒険』(原題:Oh Boy)は2012年にドイツにて公開された、ヤン・オーレ・ゲルスター監督の初長編作品で、国内外で数々の賞を受賞した作品です。 そんな『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじは... 舞台はベルリン、二年前に大学を中退し、考えることだけをする気力のない毎日を生きる青年ニコは、ある朝恋人の部屋でコーヒーを飲み損ねたことを皮切りに、なかなかコーヒーを飲むことができないツイていない一日を送ることとなる。 運転適性診断ではカウンセラーと口論になり免停となってしまい、お金をおろそうとするとキャッシュカードはATMに吸い込まれてしまう。 自室には隣人が突然やってきて身の上の不幸と愚痴を聞かされ、街では昔いじめていた女の子に偶然出会い、彼女の知らなかった過去を聞かされる。 さらには、親からは大学を中退していたことがばれて支援を打ち切られ、別れ際にもらったお金とともにふらりと立ち寄ったバーではナチスドイツ時代を生き抜いた老人に絡まれてしまう。 ニコに訪れる、運に見放された出来事といろいろな人との出会い。人々が抱える悩みや苦しみに触れることで、意味のない日々を送っていたニコは少しながら、しかし確実に変わっていくのであった... ...というもの。 タイトルは『コーヒーをめぐる冒険』ですが、内容はコーヒーを目指して旅をするようなものではなく、とても複雑な人間模様を描いた作品です。 モノクロの映像とともにゆっくりと進んでいく物語は大きな事が起こらない単調なものに感じられるかもしれませんが、込められたメッセージはとても濃い映画、そしてなかなかコーヒーが飲めないニコを見ているうちにだんだんこっちもコーヒーが飲みたくなってしまう魔力があります! 『コーヒーをめぐる冒険』でのコーヒー 映画内ではとある決まったパターンがあります。それは主人公のニコがコーヒーを飲もうとすると何かしらの理由でなかなか飲むことができないというもの。 カフェに行ってもお金が足りなかったり、レストランで注文しようとしても「マシンが壊れている」と断られたり。 ケータリングのコーヒーをニコが飲もうとするとちょうど無くなっていたり、やっとコーヒーを注文できたと思いきや父親に「眠れなくなるから他のにしろ」と勝手に注文内容を変えられたり。 夜中にバーに行ってコーヒーを頼んでも「もうマシンをしめてしまった」とたどり着けず、自販機でコーヒーを飲もうとしても故障していたり... 物語の最後の最後にようやくコーヒーを飲むことができるニコなのですが、もうその時の彼は前半にただコーヒーを求めていた彼とはどこか違うのです。 彼がどう変化したかと感じるかは観る人それぞれだと思いますが、あなたがどう感じるかは観てのお楽しみということで! 割と渋い空気感が流れるこの作品ですが、なかなかコーヒーにたどり着けないニコの姿がどこかどこか可笑しくて、コーヒーを求めるシーンは少し空気が緩む、ちょっとしたブレイクのような効果があったなと思います。 ただコーヒーに込められたメッセージというのは、正直難しすぎて私にはわかりません...が、ニコが見いだせない人生の目標を暗喩しているのだろうか?とか、ニコが心を閉ざしていていた社会と再びつながりを持ったことを意味しているのだろうか?など、観終わった後にいろいろ考えるのがこの映画のひとつの鑑賞の仕方なのかなと思います。 ドイツのコーヒー生活 この映画では、あらゆる場面で主人公がコーヒーを求めるシーンを見ることができます。大きなエスプレッソマシンが置いてあるカフェや、賑わうレストラン、真夜中のバーでまで。 そんなシーンをたくさん出せるのも、ドイツが世界有数のコーヒー消費国だからです。 ドイツのコーヒー消費...
まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーをめぐる冒険』とドイツの風景
アイスコーヒーは浅煎り豆の水出しが結構好きな、スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第7弾、今回はドイツのとある映画から... ご紹介するのは2012年公開のドイツ映画、『コーヒーをめぐる冒険』です。 モノクロの映像にジャズのBGMが独特な空気感を生み出していて、いつの間にか頭の中にすっと印象を残していく不思議なものがあり、観終わってしばらくした後にじわじわといろいろなことを考えさせられる物語です。 タイトルからもわかるように、とても重要な存在である『コーヒーをめぐる冒険』のコーヒーに関してご紹介します。 シリーズ第6弾の『最高の人生の見つけ方』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『最高の人生の見つけ方』と動物コーヒー 『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじ 『コーヒーをめぐる冒険』(原題:Oh Boy)は2012年にドイツにて公開された、ヤン・オーレ・ゲルスター監督の初長編作品で、国内外で数々の賞を受賞した作品です。 そんな『コーヒーをめぐる冒険』のあらすじは... 舞台はベルリン、二年前に大学を中退し、考えることだけをする気力のない毎日を生きる青年ニコは、ある朝恋人の部屋でコーヒーを飲み損ねたことを皮切りに、なかなかコーヒーを飲むことができないツイていない一日を送ることとなる。 運転適性診断ではカウンセラーと口論になり免停となってしまい、お金をおろそうとするとキャッシュカードはATMに吸い込まれてしまう。 自室には隣人が突然やってきて身の上の不幸と愚痴を聞かされ、街では昔いじめていた女の子に偶然出会い、彼女の知らなかった過去を聞かされる。 さらには、親からは大学を中退していたことがばれて支援を打ち切られ、別れ際にもらったお金とともにふらりと立ち寄ったバーではナチスドイツ時代を生き抜いた老人に絡まれてしまう。 ニコに訪れる、運に見放された出来事といろいろな人との出会い。人々が抱える悩みや苦しみに触れることで、意味のない日々を送っていたニコは少しながら、しかし確実に変わっていくのであった... ...というもの。 タイトルは『コーヒーをめぐる冒険』ですが、内容はコーヒーを目指して旅をするようなものではなく、とても複雑な人間模様を描いた作品です。 モノクロの映像とともにゆっくりと進んでいく物語は大きな事が起こらない単調なものに感じられるかもしれませんが、込められたメッセージはとても濃い映画、そしてなかなかコーヒーが飲めないニコを見ているうちにだんだんこっちもコーヒーが飲みたくなってしまう魔力があります! 『コーヒーをめぐる冒険』でのコーヒー 映画内ではとある決まったパターンがあります。それは主人公のニコがコーヒーを飲もうとすると何かしらの理由でなかなか飲むことができないというもの。 カフェに行ってもお金が足りなかったり、レストランで注文しようとしても「マシンが壊れている」と断られたり。 ケータリングのコーヒーをニコが飲もうとするとちょうど無くなっていたり、やっとコーヒーを注文できたと思いきや父親に「眠れなくなるから他のにしろ」と勝手に注文内容を変えられたり。 夜中にバーに行ってコーヒーを頼んでも「もうマシンをしめてしまった」とたどり着けず、自販機でコーヒーを飲もうとしても故障していたり... 物語の最後の最後にようやくコーヒーを飲むことができるニコなのですが、もうその時の彼は前半にただコーヒーを求めていた彼とはどこか違うのです。 彼がどう変化したかと感じるかは観る人それぞれだと思いますが、あなたがどう感じるかは観てのお楽しみということで! 割と渋い空気感が流れるこの作品ですが、なかなかコーヒーにたどり着けないニコの姿がどこかどこか可笑しくて、コーヒーを求めるシーンは少し空気が緩む、ちょっとしたブレイクのような効果があったなと思います。 ただコーヒーに込められたメッセージというのは、正直難しすぎて私にはわかりません...が、ニコが見いだせない人生の目標を暗喩しているのだろうか?とか、ニコが心を閉ざしていていた社会と再びつながりを持ったことを意味しているのだろうか?など、観終わった後にいろいろ考えるのがこの映画のひとつの鑑賞の仕方なのかなと思います。 ドイツのコーヒー生活 この映画では、あらゆる場面で主人公がコーヒーを求めるシーンを見ることができます。大きなエスプレッソマシンが置いてあるカフェや、賑わうレストラン、真夜中のバーでまで。 そんなシーンをたくさん出せるのも、ドイツが世界有数のコーヒー消費国だからです。 ドイツのコーヒー消費...
カフェオレ?カフェラテ?カプチーノ?似ているドリンクの違いとは?
カフェに行くと、カフェラテやカプチーノ、カフェモカやマキアートなどいろいろなドリンクを目にすると思います。 その中でカフェラテとカフェオレや、カプチーノなど正直違いがよくわからないものはありませんか? 今回はそれらのドリンクがどう違うのかをご紹介します! ポイントは泡の量?ミルクビバレッジの違いとは? ミルクとコーヒーの相性がいいため、その二つを合わせた飲み物の、「ミルクビバレッジ」と呼ばれるものは実はたくさんあり、どれも原料はほぼ同じためとても似ています。 カフェによって少し変化することがありますが、ここではそれらの特徴と違いを簡単にご説明します。 カフェラテ 古くからイタリアの朝食のドリンクとして愛されていて、今では世界中で飲まれているエスプレッソをミルクで割った飲み物。 作り方はとても簡単で、エスプレッソを抽出し、エスプレッソのシングルショット(約25ml)に蒸気で泡立てたミルクを注いで出来上がりです。 他のミルクビバレッジとの違いは、ミルクの泡の層が約5mmと少なく、それに対し液体のミルク部分が多いことです。 ちなみにオーストラリアやニュージ―ランドには「フラットホワイト」と呼ばれるものがあり、ほとんどカフェラテと同じで名前が違うだけのようなものです。 お店のレシピによってはミルクが少な目だったり、エスプレッソが多めだったりと多少違いはありますが基準はあいまいです。 カプチーノ こちらも古くから愛されているミルクビバレッジで、カフェラテと同じようにエスプレッソをミルクで割ったものですが、ラテよりもカプチーノを好む人も少なくありません。 作り方はカフェラテとほとんど同じで、シングルショットに泡立てたミルクを注いで出来上がりです。 中には上からココアパウダーやシナモンを振りかける場合もあります。 そんなカプチーノのカフェラテとの大きな違いはミルクの泡の量の差です! カフェラテと比べてカプチーノの泡の量は多く、層の厚さが1~2㎝くらいのものが多いです。お店によっては半分近くが泡というところもあります。 ミルクの泡が多めなのがカプチーノと覚えておくといいでしょう。 マキアート マキアートとはイタリア語で「染みをつける」という意味があり、エスプレッソにミルクで染みをつけることからそう呼ばれています。 伝統的なマキアートの作り方は、エスプレッソシングルショットにミルクの泡を小さじ1~2杯そっと置いたら完成です。最小限に抑えたミルクの泡がほのかな甘みを引き立ててくれます。 現在では、泡が多めのミルクを先にカップに注いでおいて、上からエスプレッソを注ぎミルクの上に染みをつくるものもマキアートと呼ばれており、さまざまなアレンジが加えられ、多くの人に飲まれています。 染みがつくられるのがマキアート。日本でなじみ深いものは、ミルク泡の割合が約半分で上からエスプレッソが注がれたものと覚えておくといいでしょう。 いくつかあるミルクビバレッジの違いは、基本的には、ミルクの泡部分が多いか少ないかという小さなものです。 しかしこの差が、ドリンクの口当たりやコーヒーの味わいの感じ方に違いが生まれ、それぞれ違ったミルクとコーヒーの調和を生み出し、ドリンクを楽しむことができるのです。 ポイントはコーヒーの種類 コーヒーを使ったドリンクには名前からよく似ているものがございます。アメリカーノとアメリカン、カフェラテとカフェオレ、名前も似ていれば作り方もほとんど同じ...では一体何が違うのか? アメリカーノとアメリカン アメリカン・コーヒー、またはカフェ・アメリカーノと呼ばれる、薄めで飲みやすいコーヒーを飲んだことはありませんか?...
カフェオレ?カフェラテ?カプチーノ?似ているドリンクの違いとは?
カフェに行くと、カフェラテやカプチーノ、カフェモカやマキアートなどいろいろなドリンクを目にすると思います。 その中でカフェラテとカフェオレや、カプチーノなど正直違いがよくわからないものはありませんか? 今回はそれらのドリンクがどう違うのかをご紹介します! ポイントは泡の量?ミルクビバレッジの違いとは? ミルクとコーヒーの相性がいいため、その二つを合わせた飲み物の、「ミルクビバレッジ」と呼ばれるものは実はたくさんあり、どれも原料はほぼ同じためとても似ています。 カフェによって少し変化することがありますが、ここではそれらの特徴と違いを簡単にご説明します。 カフェラテ 古くからイタリアの朝食のドリンクとして愛されていて、今では世界中で飲まれているエスプレッソをミルクで割った飲み物。 作り方はとても簡単で、エスプレッソを抽出し、エスプレッソのシングルショット(約25ml)に蒸気で泡立てたミルクを注いで出来上がりです。 他のミルクビバレッジとの違いは、ミルクの泡の層が約5mmと少なく、それに対し液体のミルク部分が多いことです。 ちなみにオーストラリアやニュージ―ランドには「フラットホワイト」と呼ばれるものがあり、ほとんどカフェラテと同じで名前が違うだけのようなものです。 お店のレシピによってはミルクが少な目だったり、エスプレッソが多めだったりと多少違いはありますが基準はあいまいです。 カプチーノ こちらも古くから愛されているミルクビバレッジで、カフェラテと同じようにエスプレッソをミルクで割ったものですが、ラテよりもカプチーノを好む人も少なくありません。 作り方はカフェラテとほとんど同じで、シングルショットに泡立てたミルクを注いで出来上がりです。 中には上からココアパウダーやシナモンを振りかける場合もあります。 そんなカプチーノのカフェラテとの大きな違いはミルクの泡の量の差です! カフェラテと比べてカプチーノの泡の量は多く、層の厚さが1~2㎝くらいのものが多いです。お店によっては半分近くが泡というところもあります。 ミルクの泡が多めなのがカプチーノと覚えておくといいでしょう。 マキアート マキアートとはイタリア語で「染みをつける」という意味があり、エスプレッソにミルクで染みをつけることからそう呼ばれています。 伝統的なマキアートの作り方は、エスプレッソシングルショットにミルクの泡を小さじ1~2杯そっと置いたら完成です。最小限に抑えたミルクの泡がほのかな甘みを引き立ててくれます。 現在では、泡が多めのミルクを先にカップに注いでおいて、上からエスプレッソを注ぎミルクの上に染みをつくるものもマキアートと呼ばれており、さまざまなアレンジが加えられ、多くの人に飲まれています。 染みがつくられるのがマキアート。日本でなじみ深いものは、ミルク泡の割合が約半分で上からエスプレッソが注がれたものと覚えておくといいでしょう。 いくつかあるミルクビバレッジの違いは、基本的には、ミルクの泡部分が多いか少ないかという小さなものです。 しかしこの差が、ドリンクの口当たりやコーヒーの味わいの感じ方に違いが生まれ、それぞれ違ったミルクとコーヒーの調和を生み出し、ドリンクを楽しむことができるのです。 ポイントはコーヒーの種類 コーヒーを使ったドリンクには名前からよく似ているものがございます。アメリカーノとアメリカン、カフェラテとカフェオレ、名前も似ていれば作り方もほとんど同じ...では一体何が違うのか? アメリカーノとアメリカン アメリカン・コーヒー、またはカフェ・アメリカーノと呼ばれる、薄めで飲みやすいコーヒーを飲んだことはありませんか?...
まーちんのコーヒーと映画:『最高の人生の見つけ方』と動物コーヒー
いつかは自宅で映画を見るようにプロジェクターが欲しいと思っている、スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第6弾、今回は名優二人の感動作から... ご紹介するのは2007年公開の洋画、『最高の人生の見つけ方』です。 家族愛や友情、夢や人生、行動することの大切さなどいろいろなことを考えさせられる、笑いあり涙ありのこの作品、観終わった後自分のリストを作りたくなるこの映画、『最高の人生の見つけ方』におけるコーヒーをご紹介します。 シリーズ第5弾の『大脱走』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『大脱走』戦時中のコーヒー 『最高の人生の見つけ方』のあらすじ 『最高の人生の見つけ方』(原題:The Bucket List)は2007年公開、『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督作でジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンがW主演を務めるヒューマンドラマ映画です。 そんな『最高の人生の見つけ方』のあらすじは… 45年間、家族のために実直に務めてきた自動車工のカーターと一代で財を成した大富豪エドワード、とある病院で同室となった境遇の全く違う二人。 始めは距離のあった二人だが次第に親しくなっていき会話も増え、打ち解けてゆきお互いの身の上まで話し合う仲になっていく。 ある日、カーターがメモに何かを書いてリストを作っているのが気になるエドワード。何を書いているのか尋ねますがカーターは頑なに教えようとしない。 そんな中、二人に半年という余命宣告が下され、ショックを受けたカーターはせっかく書いたリストをすべて捨ててしまう。 それを見つけたエドワードは再度リストに関して尋ねるとカーターは遂に口を開き、それが死ぬまでにやりたいことのリスト「棺桶リスト」だと説明する。 それを聞いたエドワードはリストを実現しようと持ち掛け、自分のやりたいことも加える。 二人のリストは「見ず知らずの人に親切にする」、「スカイダイビングをする」、「泣くほど笑う」などさまざまなもので満たされ、最初は渋っていたカーターも実行に移すことを決意し、二人は旅に出る。 二人はリストを実行していく旅の中でいろいろなことを、人生とは何か、大切なものは何かを感じ取っていくのであった… ...というもの。 物語自体は割と淡々と進んでいくのに、いつの間にか引き込まれ、観終わった後にはグッと残るものがある、そんな素敵な映画です。 ちなみに私は、エドワードの「世界一の美女にキスをする」の内容がとても好きです! 『最高の人生の見つけ方』でのコーヒー 映画内でコーヒーはエドワードの性格を表したり、物語にちょっとした伏線を生み出したり、そしてエドワードとカーター二人の絆を繋いだりと様々な役割を持っています。 コーヒーがまず出てくるのはエドワードの登場シーン。とあるに法廷いるエドワードは余裕の表情で、水筒にいれたコーヒーをカップに注ぎ、香りを楽しみ、「コピ・ルアック、世界で最も貴重な飲み物だ」と弁護士にコーヒーを勧めます。 裁判中にも関わらずマイペースで、どっしりと構えるエドワードの怖いもの無しな性格や、一級品に目がない大富豪であるところなどがこのワンシーンで映し出されています。 大富豪のエドワードが愛飲しているのは最も高価なコーヒーの一つと言われるコピ・ルアック。 そのコーヒーが一体どんなものなのかを知らずに「最高級のコーヒー」と飲んでいるエドワードですが、ついにその正体を知る日が来ます。 二人は旅の途中あることが原因で喧嘩別れしてしまい、お互い家に帰ることになります。久々に家族との幸せに浸るカーターですがその夜に倒れてしまい病院へ搬送されます。 知らせを聞いたエドワードの急いで病院へ向かいます。ベットで横になるカーターに少し気まずそうに近づくエドワード、そこでカーターが「まだあのコーヒーを飲んでるのか?」と一枚の紙を差し出し、読むように言います。 そこにはエドワードは愛飲するコーヒー「コピ・ルアック」が実はジャコウネコの糞から出てきたコーヒーだという事実が記されていて、二人は大笑いします。リストにある「泣くほど笑う」が達成される瞬間でした。...
まーちんのコーヒーと映画:『最高の人生の見つけ方』と動物コーヒー
いつかは自宅で映画を見るようにプロジェクターが欲しいと思っている、スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第6弾、今回は名優二人の感動作から... ご紹介するのは2007年公開の洋画、『最高の人生の見つけ方』です。 家族愛や友情、夢や人生、行動することの大切さなどいろいろなことを考えさせられる、笑いあり涙ありのこの作品、観終わった後自分のリストを作りたくなるこの映画、『最高の人生の見つけ方』におけるコーヒーをご紹介します。 シリーズ第5弾の『大脱走』に関してのコラムはこちら→まーちんのコーヒーと映画:『大脱走』戦時中のコーヒー 『最高の人生の見つけ方』のあらすじ 『最高の人生の見つけ方』(原題:The Bucket List)は2007年公開、『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督作でジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンがW主演を務めるヒューマンドラマ映画です。 そんな『最高の人生の見つけ方』のあらすじは… 45年間、家族のために実直に務めてきた自動車工のカーターと一代で財を成した大富豪エドワード、とある病院で同室となった境遇の全く違う二人。 始めは距離のあった二人だが次第に親しくなっていき会話も増え、打ち解けてゆきお互いの身の上まで話し合う仲になっていく。 ある日、カーターがメモに何かを書いてリストを作っているのが気になるエドワード。何を書いているのか尋ねますがカーターは頑なに教えようとしない。 そんな中、二人に半年という余命宣告が下され、ショックを受けたカーターはせっかく書いたリストをすべて捨ててしまう。 それを見つけたエドワードは再度リストに関して尋ねるとカーターは遂に口を開き、それが死ぬまでにやりたいことのリスト「棺桶リスト」だと説明する。 それを聞いたエドワードはリストを実現しようと持ち掛け、自分のやりたいことも加える。 二人のリストは「見ず知らずの人に親切にする」、「スカイダイビングをする」、「泣くほど笑う」などさまざまなもので満たされ、最初は渋っていたカーターも実行に移すことを決意し、二人は旅に出る。 二人はリストを実行していく旅の中でいろいろなことを、人生とは何か、大切なものは何かを感じ取っていくのであった… ...というもの。 物語自体は割と淡々と進んでいくのに、いつの間にか引き込まれ、観終わった後にはグッと残るものがある、そんな素敵な映画です。 ちなみに私は、エドワードの「世界一の美女にキスをする」の内容がとても好きです! 『最高の人生の見つけ方』でのコーヒー 映画内でコーヒーはエドワードの性格を表したり、物語にちょっとした伏線を生み出したり、そしてエドワードとカーター二人の絆を繋いだりと様々な役割を持っています。 コーヒーがまず出てくるのはエドワードの登場シーン。とあるに法廷いるエドワードは余裕の表情で、水筒にいれたコーヒーをカップに注ぎ、香りを楽しみ、「コピ・ルアック、世界で最も貴重な飲み物だ」と弁護士にコーヒーを勧めます。 裁判中にも関わらずマイペースで、どっしりと構えるエドワードの怖いもの無しな性格や、一級品に目がない大富豪であるところなどがこのワンシーンで映し出されています。 大富豪のエドワードが愛飲しているのは最も高価なコーヒーの一つと言われるコピ・ルアック。 そのコーヒーが一体どんなものなのかを知らずに「最高級のコーヒー」と飲んでいるエドワードですが、ついにその正体を知る日が来ます。 二人は旅の途中あることが原因で喧嘩別れしてしまい、お互い家に帰ることになります。久々に家族との幸せに浸るカーターですがその夜に倒れてしまい病院へ搬送されます。 知らせを聞いたエドワードの急いで病院へ向かいます。ベットで横になるカーターに少し気まずそうに近づくエドワード、そこでカーターが「まだあのコーヒーを飲んでるのか?」と一枚の紙を差し出し、読むように言います。 そこにはエドワードは愛飲するコーヒー「コピ・ルアック」が実はジャコウネコの糞から出てきたコーヒーだという事実が記されていて、二人は大笑いします。リストにある「泣くほど笑う」が達成される瞬間でした。...
まーちんのコーヒーと映画:『大脱走』戦時中のコーヒー
最近うれしかったことは、自分が淹れたコーヒーが一番好きだと言ってもらえたこと!スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第5弾、今回は少し昔の映画から... ご紹介するのは1963年公開の洋画、『大脱走』です。 軽快なテーマ曲や、渋い俳優の集まる男の映画として有名なこの作品においてコーヒーはほんの少ししか出てきませんがとても印象に残る登場の仕方をしています。 私のお気に入り映画の一つである『大脱走』におけるコーヒーをご紹介します! シリーズ第4弾の『コーヒーが冷めないうちに』に関してのコラムはこちら→『コーヒーが冷めないうちに』のコーヒーと温度 『大脱走』のあらすじ 『大脱走』(原題:The Great Escape)は1963年公開のジョン・スタージェス監督代表作で、実話をもとに作られた、戦闘シーンのない戦争映画です。 そんな『大脱走』のあらすじは... 舞台は第二次世界大戦中のドイツ。とある捕虜収容所には多くのイギリス、アメリカ兵が捕らえられていた。絶え間なく発生する脱走に手を焼いていたドイツ軍は、この新設の収容所に脱走常習犯を集め、鉄壁の警備を敷きまとめて監視しようと目論んでいた。 「収容所からの脱走は不可能。無駄なあがきはやめ、おとなしくしていろ。」と所長は忠告されるも、捕虜となった兵士の任務は、「脱走して少しでも敵軍に混乱を招くこと」そう簡単にあきらめるわけにはいかない。 幸いにも収容所に揃っているのは幾度となく脱走を繰り返してきた強者たち、情報屋や偽装屋、 トンネル掘りといった様々なスペシャリストが集まる彼らは250人の捕虜を脱走させる、前代未聞の大脱走計画を実行するのであった... ...というもの。 表向きは収容所で静かに暮らしている裏で着々と脱出計画が進んでいく緊張感や、ところどころに織り込まれるコミカルな和みのある雰囲気に引き込まれ、約3時間があっという間に過ぎていきます。 スティーブ・マックイーンやチャールズ・ブロンソンといった男らしさあふれる俳優陣のカッコイイ姿も見どころの一つです。 『大脱走』でのコーヒー 実のところ『大脱走』でコーヒーが出てくるのはほんの少しで、実際にコーヒーという液体がちゃんと出てくるわけではありません。しかし、この映画ではコーヒーが一つの課題を解決する一方で一つの計画を壊すことになるのです。 『大脱走』と”コーヒー”を繋げるある登場人物がいます。 それはドイツ軍の看守の一人ヴェルナー、彼のコーヒー好きが脱走を目論む兵士たちにとってプラスにもマイナスにもはたらくのです。 一つの例は、調達屋のヘンドリーが身分証明書を偽装するためのオリジナルを調達するよう言われた時のこと。 彼が目をつけたのが少し抜けている看守のヴェルナーでした。窓の外を眺めているヴェルナーと何気ない会話を始めヘンドリーは巧みに彼に近づきます。 ヘンドリーの「オレの部屋でゆっくり話さないか?」という提案に「捕虜と仲良くしている所を見られると前線に飛ばされてしまうから」と一度は断るヴェルナーですが... 「コーヒーを淹れるよ...本物のやつ...」という一言に負け、結局ヴェルナーはヘンドリーの部屋までついていってしまいます。 その後、ヘンドリーは巧妙な策で彼から身分証明書を財布ごと盗み出すことに成功するのでした。 もう一つが、脱走用のトンネル完成間近の7月4日、アメリカ独立記念日でのことです。 アメリカ兵のヒルツ、ヘンドリー、ゴフは収容所のみんなに芋焼酎をふるまい記念日を祝います。 捕虜のみんなが広場に集まりお祭り騒ぎをしている中で、がら空きになった宿舎をヴェルナー含むドイツ兵たちが、怪しいものはないかと見回りをしていきます。...
まーちんのコーヒーと映画:『大脱走』戦時中のコーヒー
最近うれしかったことは、自分が淹れたコーヒーが一番好きだと言ってもらえたこと!スタッフのまーちんです! 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第5弾、今回は少し昔の映画から... ご紹介するのは1963年公開の洋画、『大脱走』です。 軽快なテーマ曲や、渋い俳優の集まる男の映画として有名なこの作品においてコーヒーはほんの少ししか出てきませんがとても印象に残る登場の仕方をしています。 私のお気に入り映画の一つである『大脱走』におけるコーヒーをご紹介します! シリーズ第4弾の『コーヒーが冷めないうちに』に関してのコラムはこちら→『コーヒーが冷めないうちに』のコーヒーと温度 『大脱走』のあらすじ 『大脱走』(原題:The Great Escape)は1963年公開のジョン・スタージェス監督代表作で、実話をもとに作られた、戦闘シーンのない戦争映画です。 そんな『大脱走』のあらすじは... 舞台は第二次世界大戦中のドイツ。とある捕虜収容所には多くのイギリス、アメリカ兵が捕らえられていた。絶え間なく発生する脱走に手を焼いていたドイツ軍は、この新設の収容所に脱走常習犯を集め、鉄壁の警備を敷きまとめて監視しようと目論んでいた。 「収容所からの脱走は不可能。無駄なあがきはやめ、おとなしくしていろ。」と所長は忠告されるも、捕虜となった兵士の任務は、「脱走して少しでも敵軍に混乱を招くこと」そう簡単にあきらめるわけにはいかない。 幸いにも収容所に揃っているのは幾度となく脱走を繰り返してきた強者たち、情報屋や偽装屋、 トンネル掘りといった様々なスペシャリストが集まる彼らは250人の捕虜を脱走させる、前代未聞の大脱走計画を実行するのであった... ...というもの。 表向きは収容所で静かに暮らしている裏で着々と脱出計画が進んでいく緊張感や、ところどころに織り込まれるコミカルな和みのある雰囲気に引き込まれ、約3時間があっという間に過ぎていきます。 スティーブ・マックイーンやチャールズ・ブロンソンといった男らしさあふれる俳優陣のカッコイイ姿も見どころの一つです。 『大脱走』でのコーヒー 実のところ『大脱走』でコーヒーが出てくるのはほんの少しで、実際にコーヒーという液体がちゃんと出てくるわけではありません。しかし、この映画ではコーヒーが一つの課題を解決する一方で一つの計画を壊すことになるのです。 『大脱走』と”コーヒー”を繋げるある登場人物がいます。 それはドイツ軍の看守の一人ヴェルナー、彼のコーヒー好きが脱走を目論む兵士たちにとってプラスにもマイナスにもはたらくのです。 一つの例は、調達屋のヘンドリーが身分証明書を偽装するためのオリジナルを調達するよう言われた時のこと。 彼が目をつけたのが少し抜けている看守のヴェルナーでした。窓の外を眺めているヴェルナーと何気ない会話を始めヘンドリーは巧みに彼に近づきます。 ヘンドリーの「オレの部屋でゆっくり話さないか?」という提案に「捕虜と仲良くしている所を見られると前線に飛ばされてしまうから」と一度は断るヴェルナーですが... 「コーヒーを淹れるよ...本物のやつ...」という一言に負け、結局ヴェルナーはヘンドリーの部屋までついていってしまいます。 その後、ヘンドリーは巧妙な策で彼から身分証明書を財布ごと盗み出すことに成功するのでした。 もう一つが、脱走用のトンネル完成間近の7月4日、アメリカ独立記念日でのことです。 アメリカ兵のヒルツ、ヘンドリー、ゴフは収容所のみんなに芋焼酎をふるまい記念日を祝います。 捕虜のみんなが広場に集まりお祭り騒ぎをしている中で、がら空きになった宿舎をヴェルナー含むドイツ兵たちが、怪しいものはないかと見回りをしていきます。...
収穫後どうなる?コーヒーチェリーのその後
コーヒーはコーヒーノキという植物の種のことだとご存知の方は多いかと思います… では、コーヒーの果肉の部分がどうなるかはご存知ですか? 今回は意外と忘れられがちなコーヒーの果肉、コーヒーチェリーが収穫後どうなるのかに関してご紹介します! コーヒーチェリーとは? そもそもコーヒーチェリーとはコーヒーノキという植物にになる、小さな実のことです。 熟すと品種によっては黄色になるものもありますが、大半が綺麗な真っ赤になることからコーヒーチェリーと呼ばれます。 コーヒーの実を構成するのは簡単に分けて6つの部分。 種子 「コーヒー豆」部分で果実の20%を占めます、通常1つの果実に2つの種子が入っています。 シルバースキン 種子を包む薄皮。 内果皮 種子を保護する少し固めの皮。 粘液 甘いはちみつのような物質で豆全体を包んでいます。 果肉 水分と糖分を多く含む果肉。 果皮 厚みのある外皮。歯でかみ切れる程度の硬さです。 コーヒーが作られる際、以前のコラム「ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?」でもご紹介したようにコーヒーチェリーは取り除かれ。最終的には種子の部分のみになります。 果肉部分も甘酸っぱいサクランボのような味がして美味しいのですが、可食部が少ないことと、メインは豆部分ということからコーヒーをフルーツとして取引することはまずありません。 取り除かれた、果肉や果皮部分はスペイン語で籾を意味する、カスカラ(cáscara)と呼ばれ捨てられることも多いです。 カスカラ活用法 精製段階で大量に出るカスカラ部分を捨ててしまうのはもったいないとして、精製後も活用されることがあります。 では取り除かれたコーヒーチェリーがその後どうなるのか? ここではその例をご紹介します! 次につながるカスカラ カスカラの主な利用方法として、肥料や堆肥として活用するものがあり、この方法が一番メジャーな物です。 精製段階で取り除かれた果皮や果肉は、しばらく放置された後に木の周りに撒かれたり、土や動物の糞と混ぜて発酵させたりして、肥料や堆肥として使われます。 スタッフが以前訪れたことのあるコスタリカの協同組合の精製工場では、処理されたカスカラが山積みに放置されていて、それを生産者が大きなタンクに入れて持ち帰る姿を目にしました。...
収穫後どうなる?コーヒーチェリーのその後
コーヒーはコーヒーノキという植物の種のことだとご存知の方は多いかと思います… では、コーヒーの果肉の部分がどうなるかはご存知ですか? 今回は意外と忘れられがちなコーヒーの果肉、コーヒーチェリーが収穫後どうなるのかに関してご紹介します! コーヒーチェリーとは? そもそもコーヒーチェリーとはコーヒーノキという植物にになる、小さな実のことです。 熟すと品種によっては黄色になるものもありますが、大半が綺麗な真っ赤になることからコーヒーチェリーと呼ばれます。 コーヒーの実を構成するのは簡単に分けて6つの部分。 種子 「コーヒー豆」部分で果実の20%を占めます、通常1つの果実に2つの種子が入っています。 シルバースキン 種子を包む薄皮。 内果皮 種子を保護する少し固めの皮。 粘液 甘いはちみつのような物質で豆全体を包んでいます。 果肉 水分と糖分を多く含む果肉。 果皮 厚みのある外皮。歯でかみ切れる程度の硬さです。 コーヒーが作られる際、以前のコラム「ウォッシュド?ナチュラル?コーヒーの精製処理とは?」でもご紹介したようにコーヒーチェリーは取り除かれ。最終的には種子の部分のみになります。 果肉部分も甘酸っぱいサクランボのような味がして美味しいのですが、可食部が少ないことと、メインは豆部分ということからコーヒーをフルーツとして取引することはまずありません。 取り除かれた、果肉や果皮部分はスペイン語で籾を意味する、カスカラ(cáscara)と呼ばれ捨てられることも多いです。 カスカラ活用法 精製段階で大量に出るカスカラ部分を捨ててしまうのはもったいないとして、精製後も活用されることがあります。 では取り除かれたコーヒーチェリーがその後どうなるのか? ここではその例をご紹介します! 次につながるカスカラ カスカラの主な利用方法として、肥料や堆肥として活用するものがあり、この方法が一番メジャーな物です。 精製段階で取り除かれた果皮や果肉は、しばらく放置された後に木の周りに撒かれたり、土や動物の糞と混ぜて発酵させたりして、肥料や堆肥として使われます。 スタッフが以前訪れたことのあるコスタリカの協同組合の精製工場では、処理されたカスカラが山積みに放置されていて、それを生産者が大きなタンクに入れて持ち帰る姿を目にしました。...
まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーが冷めないうちに』のコーヒーと温度
映画好きは母の影響。スタッフのまーちんです。 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第4弾です! 今回ご紹介するのは2018年に公開された邦画、『コーヒーが冷めないうちに』... タイトルからもお分かり頂けるように、この映画ではコーヒーがたくさん出てきます! コーヒーが物語の中心とも言えるこの作品においてコーヒーがどのように登場するのかを見ていきましょう。 シリーズ第3弾の『ヘイトフル・エイト』に関してのコラムはこちら→ヘイトフル・エイトの温かいコーヒー 『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじ 『コーヒーが冷めないうちに』は、川口俊和さんによる戯曲と小説を原作とし、テレビドラマ演出家の塚原あゆ子さんの映画監督デビュー作で2018年公開のヒューマンドラマ・ファンタジー映画です。 そんな『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじは... 舞台はとある街にある小さな喫茶店「フニクリフリクラ」。 そこはある都市伝説が...それは店内の”ある席”に座れば望んだとおりの過去に戻れるというもの。 そこには... 「過去に戻っても、一度起こってしまったことは何があっても変えられない。」 「過去に戻っても、喫茶店から出ることはできない。」 そして、 「過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。冷めるまでに飲み干さなければ過去にとらわれ戻れなくなってしまう。」 といったルールがあった。 誰もが一度は経験のある「もしも、あの時に戻ることができたら……」という「後悔」。 幼馴染と喧嘩別れをしてしまった若い女性、若年性アルツハイマーに侵された妻が何を伝えようとしていたのかを知りたい夫、他界した妹にもう一度会いたい常連客... 様々な「後悔」を抱えた客たちが、今日も店を訪れ”ある席”に座るのであった。 ...といったもの。 ゆっくりと観れて温かい気持ちになれる映画です。ゆったりとした午後なんかに観るといいかもしれません。 ちなみに私は松重豊さんと薬師丸ひろ子さんの演技に号泣しました。 『コーヒーが冷めないうちに』でのコーヒー この作品においてコーヒーは物語の主軸と言えます。 有村架純さん演じる主人公の時田数がコーヒーを淹れることで、席に座った者は過去に戻ることができ、そのコーヒーを飲み切るかどうかで現在に帰ってこられるかが決まるのです。 だからこそ、作品内のコーヒーが淹れられるいくつかのシーンでは、コーヒー抽出という作業にフォーカスされていて、音はBGMと湯が注がれる音のみ、映像も少しだけスローになり琥珀色の液体がカップに注がれる姿を映し出しています。ゆっくりと立ち上る湯気と心地よいコーヒーが落ちていく音が、コーヒー欲を掻き立てます。 有村架純さんのまっすぐと立ち、ケトルを持つ手にもう片方の手を添えてコーヒーを淹れるきれいな姿勢も印象的で、観終わった後はキリッとした姿勢でコーヒーを淹れたくなります。 ちなみにフニクリフリクラで使われているドリッパーはウェーブドリッパーと呼ばれるもので、平底でリブがない従来のものとは少し違う形のものです。リブがない代わりに波打っているフィルターが空気の抜け道を作ることで役目を果たし、短い時間でコーヒーを抽出することが可能です。 コーヒーが冷めるとどうなるか?...
まーちんのコーヒーと映画:『コーヒーが冷めないうちに』のコーヒーと温度
映画好きは母の影響。スタッフのまーちんです。 映画に出てくるコーヒーに注目するコラムの第4弾です! 今回ご紹介するのは2018年に公開された邦画、『コーヒーが冷めないうちに』... タイトルからもお分かり頂けるように、この映画ではコーヒーがたくさん出てきます! コーヒーが物語の中心とも言えるこの作品においてコーヒーがどのように登場するのかを見ていきましょう。 シリーズ第3弾の『ヘイトフル・エイト』に関してのコラムはこちら→ヘイトフル・エイトの温かいコーヒー 『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじ 『コーヒーが冷めないうちに』は、川口俊和さんによる戯曲と小説を原作とし、テレビドラマ演出家の塚原あゆ子さんの映画監督デビュー作で2018年公開のヒューマンドラマ・ファンタジー映画です。 そんな『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじは... 舞台はとある街にある小さな喫茶店「フニクリフリクラ」。 そこはある都市伝説が...それは店内の”ある席”に座れば望んだとおりの過去に戻れるというもの。 そこには... 「過去に戻っても、一度起こってしまったことは何があっても変えられない。」 「過去に戻っても、喫茶店から出ることはできない。」 そして、 「過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。冷めるまでに飲み干さなければ過去にとらわれ戻れなくなってしまう。」 といったルールがあった。 誰もが一度は経験のある「もしも、あの時に戻ることができたら……」という「後悔」。 幼馴染と喧嘩別れをしてしまった若い女性、若年性アルツハイマーに侵された妻が何を伝えようとしていたのかを知りたい夫、他界した妹にもう一度会いたい常連客... 様々な「後悔」を抱えた客たちが、今日も店を訪れ”ある席”に座るのであった。 ...といったもの。 ゆっくりと観れて温かい気持ちになれる映画です。ゆったりとした午後なんかに観るといいかもしれません。 ちなみに私は松重豊さんと薬師丸ひろ子さんの演技に号泣しました。 『コーヒーが冷めないうちに』でのコーヒー この作品においてコーヒーは物語の主軸と言えます。 有村架純さん演じる主人公の時田数がコーヒーを淹れることで、席に座った者は過去に戻ることができ、そのコーヒーを飲み切るかどうかで現在に帰ってこられるかが決まるのです。 だからこそ、作品内のコーヒーが淹れられるいくつかのシーンでは、コーヒー抽出という作業にフォーカスされていて、音はBGMと湯が注がれる音のみ、映像も少しだけスローになり琥珀色の液体がカップに注がれる姿を映し出しています。ゆっくりと立ち上る湯気と心地よいコーヒーが落ちていく音が、コーヒー欲を掻き立てます。 有村架純さんのまっすぐと立ち、ケトルを持つ手にもう片方の手を添えてコーヒーを淹れるきれいな姿勢も印象的で、観終わった後はキリッとした姿勢でコーヒーを淹れたくなります。 ちなみにフニクリフリクラで使われているドリッパーはウェーブドリッパーと呼ばれるもので、平底でリブがない従来のものとは少し違う形のものです。リブがない代わりに波打っているフィルターが空気の抜け道を作ることで役目を果たし、短い時間でコーヒーを抽出することが可能です。 コーヒーが冷めるとどうなるか?...