味わい深いコーヒー豆を栽培するためには、寒暖差が必要とされており、昼は暑く夜は寒い赤道直下に位置する中南米国を中心にコーヒー豆の生産が行われています。昼夜の寒暖差が激しい標高の高い土地で、約五年という長い年月をかけて栽培することで、コーヒーの実の種子である生豆(後のコーヒー豆)が硬く締まり、香り高く凝縮された味わいのコーヒーとなります。
コーヒーの実は、真っ赤に熟している様子がチェリーに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれており、収穫時期には、十分に熟れたコーヒーチェリーだけが一つひとつ手作業によって摘み取られ、果肉の除去・発酵・乾燥などの作業を経て出荷されます。
日本から遠く離れた地で栽培を行う人々の思いが詰まったコーヒー豆をお客様に届けたい。その一心で、BASE COFFEEでは、コーヒー豆の生産者とコミュニケーションを取るためにアフリカのルワンダまで赴き、生産者との繋がりに重きを置いてきました。ルワンダ・フイエマウンテンのコーヒー豆を栽培・精製しているデイビットさんは、様々な取組によって品質を上げた美味しいコーヒーを日本に届けるだけでなく、自ら来日し、日本では馴染みのないコーヒーの生産過程や生産者の想いなどを伝えている情熱ある生産者の一人です。
BASE COFFEEでは、大量生産用に作られたコーヒー豆ではなく、たくさんの想いが詰まったコーヒー豆だけを扱い続けられるよう、デイビッドさんをはじめとする生産者との継続的なお付き合いを行っています。